【18回目、行ってきました】陸前高田ツアー、訪問レポート! | 白い海の陸前高田応援ブログ

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「白い海」mullaさんが、復興応援している「岩手県陸前高田市」の今を不定期でお伝えしていきます☆

ども、しろうみdrumsのmullaです!

 

遅くなりましたが、

先週末に3泊4日でツアーに行って参りました!

今回も名古屋からのご支援でお土産もたっぷり☆

 

今回は計4ステージ、現地の皆さんと「みんなで唄う音楽会」を開催してきました。

長文報告となってしまいますが、お時間許す限り、お読みいただけるとありがたいです。

 

【初日】

アバッセたかた(ショッピングモール)

 ・がんばっぺし☆なごや

 ・笑顔獅子

 ・よしかねたくろう

 

【2日目】

滝の里工業団地仮設住宅

 

高田一中仮設住宅

 

【3日目】

モビリア仮設住宅

 

 

初日は僕らの活動初、商業施設でのライブということで、お申込みから内容調整まで、現地の管理組合の方々にご協力頂いて実現したステージでした。

 

ご担当頂いた高木さん、なんとエアギター奏者!

ミュージシャンは惹かれあうんです、やっぱりww

 

この場所で出来るってことを教えてくれたのは、僕が初めて訪れた時から利用させて頂いている、さいとう製菓さんです。

(2017.8撮影)

 

この活動を通じてより深く実感している「人との繋がり」、僕らの訪問はずっと現地の方々に支えられていて、本当に温かい気持ちになります。

 

仮設住宅は今回3か所。

いよいよ市内にある仮設住宅が集約されていくということで、その内1か所は恐らく今回がラストになる、という状況でした。

 

 

90歳で初ギター!

すごく楽しそうに弾かれてて、会場で大盛り上がりでした^^

 

いつも僕らのライブフォトをカッコよく撮ってくれて、しかも大判プリントでプレゼントしてくれるおじちゃん♪

実は前回血圧が高すぎて、イベントに来たくても来れない状況でした。

今回見事回復してくれて、会場で一緒に楽しめたことが本当にうれしかった!

 

2日目の訪問では、

大船渡出身シンガーソングライター 濱守栄子ちゃん、

津軽三味線ゆにっと なかむらさんが現地参戦!

ものすごい迫力の三味線演奏には、唄がなくたってみんなが笑顔と拍手に!

本当に素晴らしかった^^

 

 

たくろうさんと紅白ギターで走り回ってますが(笑)、ステージ映えさせてくれるのは、モビリアだけの特注ともいえる、この照明があるからなんです。

 

 

サラッと客席奥で機材操作をされてます。

そこら辺のライブハウスじゃ敵いません、彼の技術は。

 

実は僕らが来る1か月も前から、現地の電力問題(暖房使用が早い為)を気にしながら準備して頂けていたとか(><)

 

本当に感激して、過去最高に熱を入れたパフォーマンスで頑張らせて頂きました!

 

毎回、次の訪問お約束をさせて頂いて、楽しいうちにイベント終了という形ではあるのですが、今回で丸5年お世話になった集会所がラストになるという、現実とも向かい合わないといけない場面もありました。

 

 

入居時に2年と言われた仮設住宅、その名の通り「仮設」ですから、耐久度を考えたら3倍も使えばこうなってしまいますよね。。。

 

僕らが訪問することで現地の皆さんは笑顔で迎え入れてくれますが、普段の生活を考えれば、想像を絶するストレスと向き合われていることを、決して忘れてはいけないんだと思います。

 

6年と8か月が経過したことで、ここ最近では「地震がなければあなた達と出会ってなかったから」と前向きに、喜んでお話して頂けるようにもなっております。

 

地震災害が何もかも悪いということではなく、大変ではあるのですが未来に繋がる「次」に対して、どう向き合って前に進むのか、これが一番大切だと感じます。

 

僕らがライブさせて頂いたショッピングモールのスペースで、2日後には別の展示が開かれておりました。

 

 

 

元の姿がどうあったのか、記憶を頼りに作成した津波被害があった現地のジオラマです。

 

これまでずっと訪問⇔ブログで伝え続けてきましたが、甚大被害が間違いなくこの街を襲ったんです。

 

「この上で助かった」なんて記憶を、当事者ご本人は辛くも思い出してここに刻み込んだ意味を、日本全体でもっと深く受け止めないといけないと思います。

 

熊本地震については突然来たかのような当時の報道印象ですが、実は前回発生した「関東大震災」や「濃尾地震」の順序、「東北沖」⇒「九州」⇒・・・の流れで辿っていることが調査で既に指摘されていることでもあります。

 

近い将来、確実に首都直下型、そして東南海の広範囲を襲う地震が発生してしまうのは避けられません。

 

 

現地のお料理、お酒、食材、信じられないほど美味しいんです。

 

被災後にみんなが頑張って復興を推し進めて、今、現地の自然の賜物・恩恵を僕らは受けることができるようになっています。

(今回宿泊させて頂いたオートキャンプ場は残念ながら休止になってしまいました)

 

来年3月で震災発生丸7年です。

 

ちょっと長い時間として、記憶から置き去りにされつつあるこのタイミングで、今から東北へ足を運んでみるというのは、とてもお勧めできるアクションだと自信を持ってお伝えすることができます!

 

このブログで少しでも多くの方に、改めて興味持っていただけたら幸いです。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました!

次回は来年4月!

 

また行ってきますので、

引き続き応援よろしくお願いいたします!!!

 

photo by 沖牟田 安