年中さんの年齢になった次男は

家から近い保育園に通うことになりました。

そこで出会った加配担当の先生が

それはもう親の私のこともとても大きな愛で受け止めてくださる素敵な先生でして、

暴言や暴力だけで次男を判断せず、

【次男くんは本当は優しい子】と、お見通し♪で居てくださいますし

私は救われていました。

 

(※「こんなに素敵なママとパパとお兄ちゃんがいれば、次男くんは絶対大丈夫!」や

 「ママやパパが普段から【ありがとう】とか【ごめんねぇ!】と次男君に声を掛けているんだろうな~って次男くんを見ているとわかるよ~!」等、

親の頑張りを言葉にして伝えてくださる先生でした悲しい飛び出すハート

 


しかし…

年中さんの秋。

茨城県への転勤が命じられます…。

 

いつも、転勤の話が来たら2週間で準備をして

家族4人で移動していましたが

その時は、10月。

長男がとても楽しく仙台で暮らしていたこともあり、

2週間で気持ちに整理をつけて転校する感じではなく…

旦那さんだけ、先に1人で引っ越し、

子どもたちと私の3人は、区切りの良い冬休み前までは

仙台で暮らすことにしました。

(長男の気持ちに寄り添う形の2か月間のワンオペ仙台暮らしは、大変すぎました…汗パパ不在になった途端、次男は毎晩オネショです…私の寝不足マックス。パパの存在は偉大なり)

 

 

暮らしているぶんには手厚い仙台。

しかし、長野市の保健師さんのような、新しい土地に申し送り…なんてことはなく笑あせる

職場は茨城県ですが、茨城県寄りの千葉県にて暮らすことになってからの私は

次男子育て経験上、過去一番!と、言っていいくらいに頭を抱えることに。

地域による障がい児に対するシステムの違いを痛感。痛すぎる…。

 

まず、保育園に障がい児枠は無い。

保育園の数も多い。

幼稚園の数もすごく多い。

土地勘もまったくない上に発達凸凹児を抱えているので、どうしたら良いのかを尋ねるべく、

市役所にも市の療育施設にも、市の相談窓口にも、電話をかけまくりました。

しかし、どこへ問い合わせてもぐーるぐる。

 

こ、これは・・・【たらい回し状態!】

 

次男の居場所をどうやって作ればいいのかわからず台所の片隅で泣いた日もありました泣

 

「保育所でも幼稚園でも、

気になる園に連絡をして直接園長と交渉してください!」という市のシステムを伝えられた私。

 

土地勘もまったく無いのに

園の数が多すぎるので

運転の出来ない私が1人で次男を連れて行ける園はどこだろうと地図で調べたりしましたが

距離だけの問題でもなく

色々と傷ついてきてしまった私には過酷すぎるシステム…。断られるかもしれないなんて怖すぎ…。

 

選択肢が3園くらいなら全部行ってみよ♪とか思えたかもしれませんが

(10園くらいでも全部行けるかも)

子どもの数が異様に多い地域なので園の数も・・・嗚呼。

 

その、臆病な気持ちでいた私に朗報。

何度目かにお電話した際に相談に乗ってくださった市役所の方が

 

「唯一、市で運営している幼稚園がここにあって(電車で2駅先)そこですと障がいがあるお子さんでも断られることはありませんよ!」との情報をいただきました。

断られない✨という響きにパァ〜となり、

引っ越してきて丸1か月経った頃、そちらの園に見学に行ってみました。

 

今、思えば、私のその時の【自分で交渉して断られたらツライ】という臆病さが、誤った選択をしてしまったとしか言いようがないのですが…

 

市の運営だからなのか、融通がきかない感はありましたが

【障がいがあるから】という理由で断られる心の痛手を負わないことと

先生の数が、子どもの人数に対して多かったこと(手厚いじゃん!と、思えてしまった)

園庭が広い、電車を使うけれど私だけで次男と通えそう!

ということで、その幼稚園にお世話になることに決めました。

 

 

つづく