昨日は参院選の投票日ということで、午前中、息子1号と投票に行ってきました。
二年ほど浪人をしている1号にとっては何回目かの投票日。今回は時間が合ったので近所の投票所まで一緒に行きました。大学の授業で政治の話も聴いているようで、そこで学んだ話などを聞きながら投票所に向かいましたが、やがて話題は1号の初めての投票日の出来事に。
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数年前、衆参どちらの選挙かも忘れましたが、1号が選挙権を得て初めての投票日。過去の記事にもあげているとおり、世の中のことがよくわかっていない1号にとって選挙は単なる何かのお祭りでしたが、自分なりに気に入った候補者を見つけたようで、一緒に投票所へ。
軽く行列ができる中、特に説明することなく前後で受付して記入ブースへ。私が先に投票を済ませその場で待っていたらしばらくして1号も投票箱へ。なんだかキョロキョロしていたので、その箱に入れろとジェスチャーで指示。無事に投票を済ませました。
のはずでしたが、帰り道、1号が不思議そうに聞いてきました。
「あれ、誰に投票したかってどうやってわかるの??」
「ん?どういうこと?」
「箱一つしかなかったから。」
「?…だって、投票する人の名前書いただろ?」
「いや、自分の名前を書いた。」
「は?◯◯ ◯◯(1号のフルネーム)って書いたの?」
「そう。違うの?」
「…」
1号、自分に一票入れてました
被選挙権はないけど(苦笑)まあ、確かに名前を書けって言ったけどさ…って、なんだかジワって笑っちゃいました。おバカ過ぎて恥ずかしい。
その後は急遽、選挙制度のミニレクチャー。もはや手遅れだし選挙権の無駄遣いにはなりましたが、これもまた勉強、親は反省。1号が親になった時、きっと失敗談も含めて自分の子供にはしっかり教えることでしょう。
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そんな懐かしい思い出を語りながら投票所へ。受付に向かい前を歩くその姿はこの数年でだいぶ逞しくはなりましたが、親にとって、子どもはいつまでも子どものままなんだよな。
