ふと、
何かが足りない。

そう感じた。
なんだろう、この喪失感。
そして、違和感。
胸の奥がヒリヒリ痛む。
なんだ、この痛みは。
俺は、
なくてはならないものを
失ってしまった。
そう、
それはキミ。
いつもそこに居てくれたから、
居ることが当たり前で、
キミがいる風景が
自然になってしまい、
気を配ることを忘れていたのかもしれない。
昨日、
たしかにそこにキミの姿は
見当たらなかった。
いや、
キミだけではなく、
シロミも………
…

なんの気なく注文したのがいけなかった。
着丼し、
一口すすってから気がついた。
あっ

味玉ないし



たしか、俺、
味玉塩豚骨を注文したはず。
すみませ~~ん
…
「ごめんなさい、忘れました

」


」だって。
そりゃないぜ、ベイベー

慌てて持ってきてくれましたが、
せっかくのカタめの麺が台無しだ。
急いで食べないと

写メ、なんかキタナイですが

美味しくいただきました。
ごちそうさまでした。

