北方謙三さん版の「三国志」を上司に借りて、ここ一ヶ月かけて全13巻をやっと読み終えましたあせる

じつは初・三国志だったのですが、いやー。面白いですね……!!!

北方さんがうまいんだとも思うのですが、数多出てくる武将がみんないちいち個性があって、人間らしくて、すんなりと感情移入しながら読めました。


しかし、主人公格の劉備も諸葛亮も……


な ん て 運 が わ る い の か


どうしてそこまでオールキャストでいい武将やら軍師やら文官やら揃っていて天下がとれないんだ・・・!!!

いつもあと一歩で躓くんだよなぁ…。

でもそこがまたリアルでした。史実をもとにしているから余計に都合のいい結末にならないんだよね…;

曹操を主人公にして書けばある程度オチの付く話になると思うのだけど、

やっぱり劉備や諸葛亮のが主人公として魅力的なのかなー……。


個人的には呂布がすごい好きだったんですが。

3巻にして死んでしまうという……。最初はただの無頼でしたが、どんどん優しさや寂しさがでてきて、

非常にいい味の将軍になっていっていたのだけどなー…。


面白かったのは、諸葛亮に最後に立ちはだかった魏の司馬懿(しばい)です。

なんか、小説の中でドMにされてるんですけどこの人……!!


女王様的な女性をわざわざ探して、ののしってもらいながら性交したり、

主人だった曹丕がドSな命令ばっかり下してもむしろゾクゾクしながら言うこと聞いている節があったり。

諸葛亮と対峙して、「戦うと勝てないから防御を固めて引き分けに持ち込む」的な戦略をとったとき、

諸葛亮側から「女々しいやつめ」っていう意味で女物の着物と飾り物を贈られる下りがあるんですが、

そこでも配下の武将たちから「ここまでバカにされていいんですか!」とか言われつつ、くやしくて床をごろごろしつつ、

やっぱりゾクゾクしていたことは否めない

感じだったりするし……。


北方さんの想像のなかではそうだったんでしょうか。

それとも面白いからそう書いちゃったのか……。かなりヘン●イです。

そして、司馬懿はそんな自分が嫌いじゃないらしい……。何度か小説読んでて吹きました。



そんなわけで(?)

ハードボイルドあり友情あり恋ありヘ●タイありでなかなか濃く面白かったです、北方版三国志!

ここ暫くビジネス書関連ばっかり読んでいたので、余計に新鮮でした~。


さて、積ん読になってるビジネス書の山をそろそろ崩さねば………。