今朝の気温は2度と、さほど冷え込みが無かったのですが、ゲレンデ周りの水たまりが凍っていました・・・ナゼ?
そして、日中もスッキリと晴れ渡り日差しもあったのですが、冷たい北風があった為、肌寒く感じられました。
その為、ゲレンデは一日中締まった状態で、天気も良かったので絶好の滑走日和になりましたね。



朝気温が0度にならなくても凍ってる場合・・・、実は湿度が低い時なんです。
夜間、人工降雪機を稼働する際には、気温では無く湿球温度と言うのが目安になるんです。
皆さんも気化熱と言う言葉はご存知かと思いますが、液体が気体に変わる時に周りの熱を奪っていくので温度が下がります。
なので、湿度が低く気化しやすい環境であれば、気温が下がり切らなくても雪が作れるんです。
その気温と湿度の関係を測る基準が湿球温度と言うわけで、降雪の目安になります。
さらに、降雪で使う水の温度は2~4度が一番良いのです。
理由は深海の水温が2~4度なんです。
・・・つまり深海の高圧力で一番体積が小さくなっている時の温度が2~4度なので、効率よく水を送り出すことが出来るんです。
これだけ雪不足だと、人工降雪機に頼らざる得ないのですが、作りだすタイミング・環境を常に計算してやっているんですよ~。
以上、降雪隊のうんちくでした~、チャンチャン。
かとぺ!