まだまだ単衣が活躍してます。
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江戸小紋に蔦の名古屋帯。
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秋は何をするにもよい季節、ということで、「○○の秋」という言葉がたくさんあるけれど、「読書の秋」にちなんでわたしのおすすめの本をご紹介。
以前は着物関係の書籍を何冊かご紹介しましたが、今回は小説を。
秋の夜長にじっくりと読んでいただきたいシリーズもの。
![{5BFB9F24-7BB5-468A-9043-CDC7D1924F7E:01}](https://stat.ameba.jp/user_images/20131010/15/whitepeony-betty/85/24/j/o0480048012711553690.jpg?caw=800)
先日12作目も発売され、大ベストセラーになってます。
主人公の若だんなが妖(あやかし)達と共にさまざまな江戸の事件を解決して行くのですが、ただのファンタジーと思ったら大間違い。
しゃばけ(娑婆気)、とは俗世間における、名誉や利得などの様々な欲望にとらわれる心、という意味だそう。
妖達はあくまでも物語の味付けであって、芯は人間という生き物の様々な感情をするどくついた内容で、考えさせられる場面が多く、涙無しには読めないエピソードも少なくない。
江戸時代という設定で妖達の存在も違和感なく入ってくるし、病弱すぎる若だんなの感覚も、現代人の私たちに近い部分が多い。
表紙や挿絵を描く柴田ゆうさんのイラストもとても可愛くてほっこりする。
時代小説って、ある程度当時の仕組みを理解していないと難しい事が多いけれど、しゃばけシリーズは上手く文章で表現されていて、時代小説ビギナーにはとてもわかりやすいと思う。逆にこのシリーズをきっかけに時代小説にハマる人もいるのでは。
こちらでしゃばけシリーズの物語の概要や、主要キャラクターの紹介があります。
ちなみにわたしは、最初から読み直してるので、まだ最新巻「たぶんねこ」は読んでません(笑)
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