長男 12歳
小学6年生(支援級在籍)
自閉症
ADHD
軽度知的障害
次男 11歳
小学5年生
三男 9歳
特別支援学校 小学部
3年生
自閉症
多動症
重度知的障害
もうすぐ長男は小学校を卒業します。時が経つと記憶が薄れそうなので、備忘録のつもりで印象に残ったことを書きたいと思います。
長男は1年生の時、体育の時間にいじめにあった。叩かれたり、蹴られたりするようなハードなものではなかったけど、後にこの出来事は、私にとってもかなりの試練となった。
いじめの詳細は、「あいつは支援級やから、アホや。からかっても大丈夫や」と誰かが言い出し、それにつられ、数人が「おまえはむこうに並んどけ!」と、クラスから離れた場所にはじかれていたらしい。
担任が不在に起きた出来事だったらしいが、そのことを他の生徒から聞いた担任は、2時間も授業を潰し、長男をからかった子たちを注意した。
長男は帰宅するなり号泣し、それは1時間ほど続いた。その時はまだ何があったのか知らなかった私は、とりあえず慰めることに集中した。
しばらくしてから、担任から電話で一部始終を聞き、彼に何が起きたのか理解した。
担任は、「子供たちが差別的な考えを持っていたことに気づかなかった。指導不足で情けない」と泣いていた。
この出来事をきっかけに不登校が始まった。
→②に続く