平安時代って〜「光る君へ」の鑑賞方法〜 | 源氏物語ブログ

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皆さま、ご無沙汰しております。


しばらく、多忙のため、

ブログに全く触れない状態でした。

そんな不在中もお読み下さった方々に、

心からお礼を申し上げます。



さて、

大河ドラマ「光る君へ」ですが、

わたしは録画したものをまとめてお借りして、

(テレビがないので)

ササっと観ている感じですが、

ストーリーはとても良く出来ていて、

大変面白いドラマだなぁと感じています。


しかし、

平安時代の風習を知っている方は、

皆さん違和感がおありだろうなぁとは

やっぱり思ってしまうのです。


成人した身分の高い女性は、

兄弟であっても御簾越しにしか会いませんし、

ずかずかと歩き回らないですし、

(宮中の所作は特に気になります。)

名前で呼ぶ事はほぼない、、、などなど、

他にも多々ありますが、


韓国ドラマの大変面白い時代劇も、

ほとんどフィクションですから、

面白いドラマとして見れば、

じゅうぶん満足なのかな、とも

思います。


以前の放送で、

花山院の一件の描写なども、

気になる部分はありましたが、

平安時代に関心があまりなかった方にも、

平安時代を楽しんで頂けて、

関心を持って頂けると、

なんだか嬉しいです。


そういえば、この連休中に、

「鬼滅の刃」の総集編?が、

テレビで放送されたようですが、

鬼舞辻無惨は平安時代から

生きている設定ですよね。


「鬼と言えば平安時代」ですから(笑)

わたし的には

非常に納得行く設定であった事を

思い出しました。


平安時代は、

あの世とこの世の境目ですとか、

異界(動植物の世界を含む)

との境目ですとか、

そういったものがすぐ近くにあり、

自分のいる世界と背中合わせに

別の世界が存在していると

誰もが肌身で感じていたようです。


それはやはり、

電気がないので、

日が沈んだら

現代では考えられないほどの暗闇の中、

微かな灯りで生活していた事から、

人々がたくさんの様々な想像をして、

異界の存在が

自然な事という感覚が

あったからだと思います。


生活するには大変厳しい時代ではありますが、

現在まで受け継がれている

素晴らしい文化の多くは

平安時代のものであると

言って良いかと思います。


これからもドラマを通して、

それとはまた別にもっと深く、

たくさんの方が平安時代に

関心を寄せて下さるよう、

願うばかりです。


お読みいただきありがとうございます。

では、またお会いしましょう。