メーテルリンクの青い鳥 | WHITE GLOVES

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チャネリングでミラクル☆ワンダホー・ライフ

娘が読書家で、本好きになるキッカケが青い鳥文庫だった。

 

一緒に本を探しに行き、「そもそも『青い鳥』の話を

 

知らないよね?」となり、文庫本を買うことにした。

 

モーリス・メーテルリンクの『青い鳥』。

 

昔のアニメをちょっとかじった程度だったので、私も

 

借りて読んでおくことにした。

 

 

小さな兄妹が、魔女の頼みを聞いて、不思議な世界

 

(多分イシキセカイ)を旅する話なのだが、

 

大変興味深い内容だった。

 

 

人間は樹木や動物たちに嫌われているという章には、

 

多少なりともショックを受けた(ごもっともだが)。

 

クライマックスに出てくる『幸福の館』は痛烈だった。

 

 

「大金を持つ贅沢」「土地持ちの贅沢」

 

「満たされた虚栄の贅沢」「不要にのみ食べる贅沢」

 

などが擬人化され、幸福の館に住んでいた。

 

「何も知らずにいる贅沢」なんかは、実家の父を

 

思い出した。

 

思いやりを欠く贅沢たちは不思議な風に薙ぎ払われて、

 

あっという間に不幸の洞窟に追いやられてしまう。

 

 

「何も理解せずにいる贅沢」には「理解する喜び」

 

という姉がいたりする。

 

「善い存在であることの大きな喜び」は少し悲しい。

 

不幸たちを救いたがっているから、他の喜びたちは、

 

不幸に近づけないよう苦労しているのだそうだ。

 

(善良でお節介な人にひやひやする分かりみ…。)

 

 

贅沢でいられることは幸福の一種ではあっても、

 

不幸になるのはあっという間だと戒める章だった。

 

 

もともと舞台作品として1906年に仕上がった作品で、

 

2年後に初上演されたそうだ。

 

娘は脚本家に憧れており、ちょうど120年前にできた

 

作品に出会い感動するっていうのは、

 

ちょっと不思議なご縁があるような気がした。

 

 

主人公のチルチルとミチルにはいつも光の精霊が

 

付き添い、案内し、守ってくれているのも良かった。

 

光は強すぎて、喜びの天使たちが自らの闇を見て

 

ショックを受けないようにヴェールを被っている。

 

喜びの天使たちは、自分たちの闇を照らし出して

 

もらうことを光に望んでいる。

 

それはある程度、霊性進化した善良で努力家の人たちが

 

過去生を知りたがるのと似ている気がした。

 

 

昔、四柱推命をみてもらった時に、「あなたは一生、

 

住むところに困らない」と言われたことがあるのを

 

思い出した。

 

それは実際には、「掃除と整頓、メンテナンスが得意」

 

ということに他ならないんだな、と年取って理解した。

 

豪邸ではなくても、ずっとキレイな所に住める喜びは、

 

何物にも代えがたい。

 

普通のマンションでも掃除は大変なのだから、豪邸

 

なんか住みたくない。

 

それは「掃除の苦労を知ろうともしない贅沢」なの

 

かもしれないし。

 

 

ほかにも生まれる前の子供の世界なんかもあって面白かった。