おはようございます。
勇気づけ古事記塾の原田武敬です。
9月21日(土)は勇気づけ古事記塾でした。
今回は泣沢女神(ナキサワメ)と意富加牟豆美神(オオカムヅミ)の神
泣沢女神の話をしましたが、
でも実は、これが本当の働きではありません。
これは「鎮魂(みたましずめ)」と言われるものです。
鎮めるというと、おとなしくすると言うイメージがありますよね。
でも本来は「活力を与える」「復活する」という意味です。
だから、天岩戸開き神話の
・思金神(オモイカネ)知恵の神 考案(シナリオ)
・鶏(鳴く)
・天津麻羅(アマツマラ)鋼(はがね)の鋳造
・伊斯許理度売命(イシコリドメ)八咫鏡(やたのかがみ)の製造
・玉祖命(タマノオヤ)、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)の製造
・天児屋命(アメノコヤネ)祝詞の神
・布刀玉命(フトダマ)祭祀の神に太占(ふとまに、占い)をさせる
(賢木(さかき)を根ごと掘り起こし、枝に八尺瓊勾玉と八咫鏡と布帛(ふはく)をかけ、それをフトダマが、御幣(ごへい)として奉げ持った。)
(アメノコヤネが祝詞を唱える)
・天手力男神(アメノタヂカラヲ)腕力の神が岩戸の脇に隠れて待機(天照大御神を外に出すため)
・天宇受賣命(アメノウズメ)芸能の神が裸踊り
・八百万の神々が一斉に笑い出す(観客席)
というのも天照大御神に活力を与えるための儀式だったと考えることができます。
ちなみに外国にも「泣き女」はいます。
意外なところで
日常生活と結びついている神様
最も身近なのは神社かもしれませんね。
神社に祀られている神様を調べてみると
何か発見があるかも??
次回は 天照大御神 です。
いろいろな角度から観てみたいと思います。
次回は10月19日(土)16時からです。
◆1回の参加費
・親子向け5,500円
※大人のみの参加もOKです。
2024年
4月27日(土)須佐男(スサノオ)・鳥磐樟船(トリノイワクスフネ)(天鳥船、アメノトリフネと言われています)
5月18日(土)国常立(クニノトコタチ)・神直毘(カムナオビ)/大直毘(オオナオビ)
6月15日(土)大国主(オオクニヌシ)・猿田彦(サルタヒコ)
7月20日(土)天児屋根(アメノコヤネ)・天常立(アメノトコタチ)
8月17日(土)豊宇気毘売(トヨウケビメ)・闇龗(クラオカミ)/高龗(タカオカミ)
9月21日(土)泣沢女(ナキサワメ)・意富加牟豆美(オオカムヅミ)
10月19日(土)八雷(ヤツイカヅチ)・天照大御神(アマテラスオオミカミ)
11月16日(土)伊奘諾(イザナギ)・少彦名(スクナヒコナ)
12月14日(土)大山祇(オオヤマヅミ)・天手力男(アメノタジカラオ)
2025年
1月18日(土)宗像三女神(ムナカタサンジョシン)・菊理姫(ククリヒメ)
2月15日(土)布刀玉(フトダマ)・建御名方(タケミナカタ)
3月15日(土)天鈿女(アメノウズメ)・道反之大神(チガエシノオオカミ))
◆1回の参加費
・親子向け5,500円
※大人のみの参加もOKです。