久々に日本酒の蔵見学をしました!
…少し(苦笑)。結構割愛した気もする。
まぁかれこれ10回以上はお邪魔してるしね。
大体の蔵元さんも「毎年来てね♪」と言って下さるけども
本当に毎年行ったら、ネタが尽きて困るんじゃないかと逆に心配したりする。
そこをネタを切らさず用意しよう!とする蔵元さんもいるとも思う。
そんな蔵元さん、N醸造店。
二年ぶりです。ホント、しょうがないけども21BYは行けなかった。
毎年見学させて頂いた際には、レポートをまとめているけども
確かに毎年違う。ソフト面はもちろんハード面も。
今回真新しいのは、使用する米の等級検査を自社で行なっている事。
等級検査し、自社作成の米袋に入れ、減農薬を示すシールを張り、
それを自社の精米機にかけて仕込みに使う。
いつも思う。同じ商品でも、毎年実は違う。
飲食店の料理なんか当たり前だけど、大手メーカーのお菓子とかもね。
そして日本酒も。
上記のような工程を経る事で、こちらではかなり日本酒の仕込みの前段階に
自信がもてるようになったとの事。
それって、すげー事だと素人なりに思う。
ソフト面の変化では…出戻りがいたり(笑)新加入がいたり。
それでも、いつ見てもこの風景だけは変わらず素人には美しく目に映る。
麹室、少し手伝わせてもらいました。…少し。
そして麹室で横たわる子猫。怒られそうだな。責任は飼い主の自分に。
と、思ったら番犬に怒られた子猫。プルプル震えながら立ち止まってました。
そう、そして醪のツラを見るのと、新酒達の味をみるのを忘れた自分。
手伝いが少なかったからか、神のいたずらが発生。また今度の機会に!
そして蔵見学は終了。そして、いつも思う、感じる、考えさせられる。
どこの蔵へお邪魔しても、そして特にこちらの蔵をお邪魔すると、
メーカー、特に日本酒のような手作業の商品というのは
色んな要素が詰まって消費者の手元に現れる。
そして、縁があれば手元に渡る。
けど、消費者はその色んな要素って、100分の1くらいしか知らないと思う。
特段知らせる必要もないとも思うけども。
どちらかというと、縁を良い形で作ってあげるのが大事。
…というのが前職と今の職場的な考え。
けど今回は一個人として、
その縁を作る為に、いや造る為に、自分自身を磨かなきゃいけないと
強く思った。結局は「人」です。
日本酒を通じて、素晴らしい人生勉強をさせてもらいました。感動感謝!!!
…けど日本酒を通じて哲学とか語るようにはならないでおこう。五月蝿いから(笑)