前回のUPから2週間あいてしまいました。
急激に寒くなるこの時期、持病の片頭痛発作が急におきるので
体調と相談しながら鑑賞してます。
自分にとって観やすい席を確保しようとなると、事前購入してしまって
いざ当日体調悪いと・・・せっかく・・・といって無理することが多くて。
その結果、内容よりも体調不良の記憶ばかりが強くなってしまい
チケット無駄にして休むべきかどうかいつも悩んでしまいます。
ラストレシピ:☆☆
西島秀俊演じる山形直太朗と二宮和也演じる佐々木充の関係性がすぐわかってしまい、
出来レースのような展開に萎えてしまいました。
ホロリとしなかったといえばウソですが、そこまでの感動はありませんでした。
エンドロールが目にも美味しそうで一番よかったなぁ。
泥棒役者:☆☆☆☆
期待していませんでしたが、クスリと笑わせていただきました。
市村正親は舞台役者そのものでオーバーアクションもこの作品ではアリですね。
ワンシュチュエーションものでは「キサラギ」を連想しちゃいました。
内容は☆3つなのですが、エンドロールにプチドッキリが仕掛けてあって、
気付いたらラッキーということで☆1つプラス。
プチドッキリとは、ぜひ「小野寺の弟・小野寺の姉」を鑑賞してから、
本作を鑑賞することをお勧めします。
MASTER マスター:☆☆☆
イ・ビョンホンの悪っぷりはもちろんのこと、
敵味方どっちについているかわからないキム・ウビン
そして、捜査官のカン・ドンウォン
それぞれが巧のお仕事してます。
スピード感もありどんでん返しもあり、エンドロール後のお楽しみありでした。
チョイ役ですが、オ・ダルスが出てくると、何かやってくれそうな気がして楽しみ。
今回もおとなしめですが、いい味出してました。
密偵:☆☆☆
暗くてドロドロしていて辛気臭い。
舞台が日本統治時代の朝鮮だから、仕方ないけど、
日本人の私でも鶴見慎吾演じる東が憎たらしくなりましたね。
密偵・・・というよりは裏切り者は誰だといった感じです。
ソン・ガンホの存在感と演技力は重鎮です。
コン・ユは口数が少ない控えめな役どころです。
総評:「泥棒役者」は舞台作品の映画化なので、それが物足りないと感じる方もいるかもしれません。私はほっこり、楽しませていただきました。「小野寺の弟・小野寺の姉」を鑑賞しておいてよかったと・・・エンドロールで“おや?”と思った次の瞬間のお楽しみ・・・ああ、なるほど気づいちゃったもんね。とちょっと得した気分になりました。
「ラストレシピ」は私にはちょっと出来過ぎたストーリーでしたね。主人公の佐々木充の成長がみられず、減点。
韓流2作品はどちらも同じくらいの上映時間ですが「MASTERマスター」は展開が早いですが、「密偵」はもったり重くて暗くて長い感じがしました。
金魚なネタバレ:ラストレシピ
笈田ヨシ演じる楊晴明がレシピ探しを依頼する部屋には水槽があり
最初見たときは気泡でよく見えなかったのですが、
次に出てきたときにははっきりとゆったり優雅に泳ぐアロワナ(高級観賞魚)が見えました。
佐々木充の幼少期の部屋には金魚鉢があり、和金or琉金が泳いでました。
金持ちはアロワナ、庶民は金魚の飼育相関図は過去にも「猿ロック」作品にもありましたね。
市原隼人演じる主人公の鍵やには金魚鉢に赤琉金と黒出目金、悪役の部屋には美しいアロワナがいたことを映画の内容よりも鮮明に覚えています。