ニコンF2 チタン – 「Titan」ネーム入りですが、風格あります!
こんにちは!今回も当ブログをご覧になっていただきありがとうございます。暑い日が続きますね!今年の夏は、まだ毛穴が開いていないせいか、ことのほか暑く感じます。。今日は、私のニコンコレクションからニコン F2 チタン(ネーム入り)を紹介させていただきます。ニコンF2チタンはモデルの晩年1978-79年に製造され、ニコンF2の軍艦部、底蓋、裏蓋など外装パーツの一部をチタンにしたモデルです。チタンは真鍮よりも強度面、重量面で優れており、報道用として販売された後、2000台が「Titan」銘が刻印され一般に販売されました。報道用は銘が入っていないので「ノーネーム」とか呼ばれてますよね。発売時、ネーム有、無共に98,000円、F2アイレベルファインダー付黒ボディは81,500円でしたので、価格差は16,500円。なお前回の記事で触れましたが、発売当初のF3HPボディは149,000円、チタンブラックは199,000円、価格差は50,000円でした。F2は、友人のお父さんが持っていたF2フォトミックAを使わせてもらったことがあり、機械を操作する感触が強烈に印象に残っています。機械式の一眼レフカメラを一台選ぶとすれば、やはりF2、しかもデジタル化の波に押されて値段が安くなっていたチタンモデルをオークションでとても値打ちに入手し、モータードライブMD-3と組み合わせています。F2チタンは、外装は黒の縮緬塗装となっているところは一般のF2と異なりますが、それ以外の仕様は通常のF2と同様になっています。アイレベルファインダーが標準装備なので必要ありませんが、露出計用の電池ボックスまでついています。最もフォトミックファインダーで縮緬塗装がマッチするのはフォトミックASしかありません。F2チタンの変わり種としては、最初のロットの中に裏蓋が鋼鉄製のものをあったようです。(私のはチタン製です)また、白チタンモデルもごく少量ながら販売された噂があります。白チタン、もし販売されたら数百万円の出団が付くとか、つかないとか!実はまだこのF2チタンでフィルム撮影したことがないのです。一度フィルム通してみたいと思います!