こんにちは!今回も当ブログをご覧になって頂きありがとうございます。今日ご紹介するのは、モスクワから世界遺産の街ヤロスラブリまで走っているヴィタリー・プレディバイロフ号です。途中のセルギエフ・ポサドまで乗りました。

(PENTAX K-3Ⅲ、DA20-40/2.8-4の40㎜、ISO400、f8、1/1000、AWB、鮮やか)

プレディバイロフ号は、モスクワのヤロスラブリ駅から7時35分に出発します。少し早めに駅に行ってみると、出発の30分以上前なのに入線していました。客車は11両、うちビジネスクラス、食堂車がそれぞれ一両連結されています。背景にヤロスラブリ駅の特徴ある屋根がちょっと見えますね。

(PENTAX K-3Ⅲ、DA20-40/2.8-4の40㎜、ISO400、f8、1/800、AWB、鮮やか)

行先と号車はこんな感じでかかっています。ロシア語で書いてあるのは、ヤロスラブリ‐モスクワ、ヴィタリー・プレディバイロフ号、列車番号102、105です。駅の時刻表には、列車名はなく、行先と列車番号しか掲載されていませんので、これが重要です!

(PENTAX K-3Ⅲ、DA20-40/2.8-4の29㎜、ISO400、f8、1/800、AWB、鮮やか)

暫くすると、巨大な機関車が先頭に連結されました。よく見ると、チェコのシュコダ製の銘板が入っています。ロシアは積極的に外国製の機械を輸入していましたが、西側のメーカーはすでにロシアから撤退しており、今後メンテナンスをどうするのかなぁとちょっと心配になります。

(PENTAX K-3Ⅲ、DA20-40/2.8-4の29㎜、ISO400、f8、1/800、AWB、鮮やか)

長距離列車に乗るときに、入り口で身分証と予約情報の本人確認が行われます。珍しく、若い男性の車掌さんが担当していました。手際よく照合を受けて、社内に乗り込みます。日本のパスポートだからと言って、嫌がらせを受けたことなどはありません。

(PENTAX K-3Ⅲ、DA20-40/2.8-4の20㎜、ISO400、f4、1/160、AWB、鮮やか)

通常クラスの社内は、ビニール張りの横四列のリクライニングシートになっており、方向転換はできませんが、なかなか快適です。事前にロシア鉄道のホームページから座席を指定するようになっており、全車指定席です。出発前にほぼ満席になりました!

(PENTAX K-3Ⅲ、DA20-40/2.8-4の29㎜、ISO400、f8、1/800、AWB、鮮やか)

列車のスピードは、GPSで測ったところ最高90㎞程度で速いわけではありません。乗り心地は、まずまずといったところ。一時間弱電車に乗ると、目的地のセルギエフ・ポサドに到着しました。高架橋はなく、ホームの端まで歩いていき、線路を渡るスタイルです。

(PENTAX K-3Ⅲ、DA20-40/2.8-4の29㎜、ISO400、f8、1/800、AWB、鮮やか)

振り返ると、プレディバイロフ号が出発するところです。駅には、出発のアナウンスなどなく、機関士、車掌が安全確認して、各車両で扉の開閉をします。開閉は自動ですが、日本のように締まる直前で遅くなったりせず、いきなり「バタンッ」とすごい勢いで締まるのでびっくりします!プレディバイロフ号は快適で、もう少し長距離を乗りたい気分でした。