こんにちは!今回も当ブログをご覧になって頂きありがとうございます。モスクワでも5月中旬となると日中の最高気温が20℃を超える日が続いています。遅ればせながら春から初夏へ季節は移り、今、市内の至るところでライラックが咲き始めました。

(PENTAX K-3Ⅲ、HDマクロ100/2.8、ISO200、f4、1/125、AWB、鮮やか)

今日は天気が良かったので、コローメンスコエまで足を延ばしました。持って行ったレンズは、HD DA☆16-50/2.8、HDマクロ100/2.8、A☆マクロ200/4の3本。A☆マクロ200/4の出番はなかったので、今日の主役はHDマクロ100/2.8でした。

(PENTAX K-3Ⅲ、DA☆16-50/2.8の31㎜、ISO200、f6.3、1/400、AWB、鮮やか)

ライラックの木は、それほど大きくならず、高さは2~3mほどです。房状の花が、木の中心から放射状に咲きます。ライラックの花の香りは、すがすがしい透明感がある香りで、たくさんの花が一度に咲くので、ライラックの木の周りはとてもいい香りで包まれます。

(PENTAX K-3Ⅲ、HDマクロ100/2.8、ISO200、f4、1/100、AWB、鮮やか)

ライラックの花は、直径1cmくらいで、4つに裂けて開花します。たまに5つに裂けているものがあり「ラッキーライラック」と言われるそうですが、残念ながら見つかりませんでした。

(PENTAX K-3Ⅲ、HDマクロ100/2.8、ISO200、f4、1/640、AWB、鮮やか)

ライラックの花は、モスクワでは多くは薄紫色ですが、白と濃い紫色のものがあります。ライラックはもともとはヨーロッパ南部の原産ですが、寒い気候に強いので、モスクワでは代表的な春の花になっています。

(PENTAX K-3Ⅲ、HDマクロ100/2.8、ISO200、f4、1/80、AWB、鮮やか)

HDマクロ100/2.8はとてもコンパクトで、使い勝手がよいレンズです。先代のsmc版も良いレンズでしたので、正直HD版になっても描写性能に変化はないと感じます。ピントの合っているところから、アウトフォーカスにかけて滑らかで素晴らしい描写です。

(PENTAX K-3Ⅲ、HDマクロ100/2.8、ISO200、f3.2、1/400、AWB、鮮やか)

濃い紫色の花も、同じ清々しい香りです。今日は天気が良かったので、アウトフォーカス部分がキラキラと輝いて、ファインダー越しにも美しい時間でした。K-3Ⅲのファインダーのすっきりした見え方は、改めて素晴らしい!と思いました。