こんにちは!今回も当ブログをご覧になって頂きありがとうございます。今日ご紹介するのは、その昔、松尾芭蕉も訪ねた山寺(立石寺)です。天台宗の古刹で、創建は860年!奥の院まで参拝すると石段は全部で1070段、まぶしい新緑の中、何とか登ってきました。

(PENTAX K-3Ⅲ、DA☆16-50/2.8の21㎜、ISO400、f8、1/125、AWB、鮮やか)

境内の入口近くにあるのが、この山寺の本堂です。正平年間(1346年から1370年)の再建と伝えられ、1608年の大修理を含め数度の修理を受けて当時の姿を保っています。ここから参拝をスタートしていきます!

(PENTAX K-3Ⅲ、DA☆16-50/2.8の24㎜、ISO400、f3.5、1/200、AWB、鮮やか)

参拝のための石段はとてもきれいに整備されており、登りやすいです。一段の周辺には、杉の巨木のほか、たくさんの記念碑、お墓、仏像などが数限りなく置かれており、緑に包まれています。

(PENTAX K-3Ⅲ、DA☆16-50/2.8の24㎜、ISO400、f3.5、1/200、AWB、鮮やか)

ふと見上げると、仏像と目が合いました。この日は、GWの合間の日でもあり、また午前中比較的早い時間であったこともあり、まだ参拝するかたは少ないほうでした。まだ蝉の声には早く、静かな鳥の声に包まれて静寂を楽しみました。

(PENTAX K-3Ⅲ、DA☆16-50/2.8の16㎜、ISO400、f3.5、1/125、AWB、鮮やか)

石段を上る途中には、俳句を書き表した石碑も数多く残されています。西暦ベースで1689年7月13日に松尾芭蕉が山寺を訪れ「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」と詠んだのもこのようなところだったのでしょうか。ちなみに聞こえた蝉の声はニイニイゼミだったようです。

(PENTAX K-3Ⅲ、DFA70-210/4の85㎜、ISO800、f7.1、1/800、AWB、鮮やか)

山寺は、巨大な岩山の上に設けられた修行道場なっています。麓から見ると、岩の上に築かれた開山堂、五大堂の建物が、緑に埋もれてはるか上の方に見えます。

(PENTAX K-3Ⅲ、DA☆16-50/2.8の29㎜、ISO400、f8、1/500、AWB、鮮やか)

登る途中で見える岩山の上に設けられたお堂も趣があります。しかしどうやって登っていくのでしょうか?一旦ここで修行に入ると、日々の食事にも困る気がします。

(PENTAX K-3Ⅲ、DA☆16-50/2.8の19㎜、ISO400、f8、1/320、AWB、鮮やか)

頂上まで来ると奥の院があります。ここまで、写真を取りながら休み休み登ってきたこともあり、麓から約一時間の道のりでした。日ごろの運動不足もあり、結構汗をかきました。

(PENTAX K-3Ⅲ、DA☆16-50/2.8の19㎜、ISO400、f8、1/320、AWB、鮮やか)

途中まだサトザクラが咲いており、下の町をはるか下に臨みながら、登りと同じくらいの時間をかけて石段を下りました。登りよりも下りの方が疲れました!下の町では、燃料補給のビールがおいしかったです!