こんにちは!今回も当ブログをご覧になって頂きありがとうございます。先週末は、モスクワはマイナス20℃を下回る寒さでしたが、冬では珍しく無風快晴の絶好のコンディションでしたので、モスクワ市内にある世界遺産のコローメンスコエに行ってきました。

(PENTAX K-3Ⅲ、HD16-85/3.5-5.6の18mm、ISO200、f5.6、1/500、AWB、鮮やか)

昨年秋に訪問した際(過去記事ご参照ください)、改修工事が始まっていたのですが、今回行ってみると、なんと教会の建物全体に足場が組まれていました。極寒の中、作業お疲れ様です!背景に見えるモスクワ川も、この気温では結氷してしまっています。

(PENTAX K-3Ⅲ、HD16-85/3.5-5.6の32mm、ISO200、f11、1/320、AWB、鮮やか)

教会の周りには、鐘楼、前門など歴史的な建築物も保存されています。壁は白い漆喰で塗られているので、真っ白い雪の中に溶け込んでいるようです。

(PENTAX K-3Ⅲ、HD16-85/3.5-5.6の28mm、ISO200、f10、1/200、AWB、鮮やか)

秋には黄色の葉をつけていた木々も、すっかり葉を落とし、雪の中で寒々として見えます。お昼前に訪問したのですが、木の影が長く伸びて、夕方のようですね。モスクワでは、この時期は昼間でも太陽は高く昇らず、日の光も弱弱しいです。

(PENTAX K-3Ⅲ、HD16-85/3.5-5.6の23mm、ISO200、f8、1/320、AWB、鮮やか)

この角度から見る教会の建物は、斜面に沿ってベールを引いているような姿で美しいと思いますが、これだけしっかり足場が組まれていると、全く姿が分かりませんねぇ。

(PENTAX K-3Ⅲ、HD16-85/3.5-5.6の18mm、ISO200、f8、1/320、AWB、鮮やか)

もともとコローメンスコエの敷地内には、木造つくりの離宮が建設されていました。このカザン教会は、1649年に建築されたハウスチャーチが残っているものです。カザン教会の前の木造離宮が建っていた場所は、林の中の広大な空き地になっていて、昔の繁栄に思いを馳せました。二時間ちょっと散歩を楽しみましたが、手足の指が冷えてきましたので、早々に撤収しました。次回行くときには、木造離宮が復元されているようなので、見てきたいと思います。それにしても、寒かったです。。