こんにちは!今回も当ブログをご覧になって頂きありがとうございます。モスクワでは10月中旬になると、最低気温は氷点下に下がる日も増えてきて。気温的には東京も真冬より寒くなってきました。例年、モスクワの秋は木々が黄色に染まり、「黄金の秋」と言われたりしますが、今年は天気が悪く、葉の色づきもパッとしません。今日は、昨年撮ったモスクワの晩秋の夕方の景色を蔵出しでご覧になっていただこうと思います。

(PENTAX K-3Ⅲ、DA16-85/3.5-5.6の60㎜、ISO200、f7.1、1/160、AWB、鮮やか)

冬の入口のモスクワでは、すでに葉が落ちてしまっている木もあります。近所を散歩すると、夕日に映える黄色の葉が光っていました。背景は、教会の一部ですが、レンガつくりの古い建物が物悲しさを醸し出していました。

(PENTAX K-3Ⅲ、DA16-85/3.5-5.6の67.5㎜、ISO200、f7.1、1/200、AWB、鮮やか)

ネグンドカエデの葉が、真っ黄色に変わり、青空に映えて金色に見えました。ネグンドカエデは、モスクワ市内に街路樹、公園に多く植樹されています。毎年秋になると、葉が黄色になりますが、茶色の葉も多くて、なかなかきれいに写真が撮れませんが、これはきれいに撮れました!

(PENTAX K-3Ⅲ、DA16-85/3.5-5.6の85㎜、ISO800、f5.6、1/250、AWB、鮮やか)

近くの公園では、美しい夕方の光の中、思い思いに散歩を楽しむ人が多くいます。モスクワの皆さんは、日本人よりも明らかに散歩好きですね。冬の間は、寒いし、下はコチコチで滑るし、思うように散歩できないので、今のうちに歩いておかないと!という感じです。

(PENTAX K-3Ⅲ、DA16-85/3.5-5.6の38.75㎜、ISO800、f6.3、1/500、AWB、鮮やか)

見上げるとヨーロッパヤマナラシの巨木が、夕日に輝いています。この木は、いわゆるポプラと言われる木で、春先には無数の綿毛を付けます。モスクワでは、この木を都市の緑化に大量に植樹したので至るところで見られますが、これだけの大きい木は珍しいです。

今週末も、モスクワはしとしとと雨がちの曇空です。うつうつとしがちなので、医者からはビタミンDの服用を進められています。これから半年続く寒い冬、何とか乗り切りたいと思います。