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今日はLXシリーズの中で、最後の限定バージョンのLX 2000を紹介させていただきます。高校を卒業してから、大学、社会人の新人時代くらいまで、しばらくの間、すっかりカメラ、写真から遠ざかっており、少しだけ会社生活にも余裕ができてきた2000年過ぎから、また写真をやってみようかな、という気分になってきました。
時代は、ちょうど超ロングセラーとなったLXが販売を終了するとアナウンスされ、中古でも驚くような値段がついていたころで、フィルムのオールドカメラ、オールドレンズがブームになっていました。当時は、LX 2000の未使用新品も、カメラ屋さんの店頭で時々見かけることがありました。(びっくりするような値段がついていましたが)当時は、本当にあこがれるしかできませんでした。
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月日は流れ、フィルムカメラブームも去り、すっかりデジタルな世の中になってしまい、LXの価格も相当落ち着いたとき、中野の有名カメラ店の○ジヤカメラで、通常のA50/1.2とセットでLX 2000が並んでいるのを発見、かなりお値打ちな値段だったので、即ゲットしました。しばらくたって、今度はA50/1.2 Special付のLX 2000を発見したので、こちらも購入、一台目のLX 2000は売却しました。普通の人から見たら、何をやっているんだろうということですよねー。コレクターも苦労しているんです。
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以前、子ぶりに削ったグリップAを入手した(削られたのは確か女性の方でした、信じられません!)ので、これと組み合わせると、実にキュートです。貼革は、ざらざらしたオリジナルの茶色い革で、手触りは通常の黒合成皮革のものよりも格段にいいと思います。それから、LX 2000は、何といってもフォーカシングスクリーンが素晴らしい。LX 2000発売に合わせ、MZシリーズで使われていたナチュラルブライトマットを使用した、新型のもので、スプリットマット(SC-69)、全面マット(SE-60)、方眼マット(SG-60)の3種類が用意されました。これは買うしかない!ということで、まだビックカメラにも大量に在庫がありましたので、大人買いしてしまい、これ以外のLXにも基本新型のスクリーンを入れました。
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LX 2000の外見的な特徴は、基本シルバーですが、巻き上げレバーのみ、黒の通常タイプのレバーが装着されています。シルバー塗装のスリムタイプが装着されているLX チタンとはこの点違います。できればシルバーにしてもらいたかったですね。シャッタスピード、露出補正ダイアルの文字は、ゴールドになっており、これはほかの限定シリーズと同様に見えます。 写真からはわかりにくいかもしれませんが、LX 2000の塗装は、LX チタンよりも透明感のあるシルバーで、Limitedシリーズのシルバーレンズとはチタンよりもマッチします。
最近もこいつを持ち出したところ、機能的には全く問題なく、そろそろ製造後15年たつのでオーバーホールしてやらねばと思っていますが、その前に、先立つものを工面しなければ!
長文にお付き合いいただきありがとうございました。三日坊主にならないよう、こつこつアップしていきたいと思います。