世の中、お金を借りる時は調子良く言ってくるくせに、返す時には逆ギレする人間が居るんですよね。
貰ったら私のモノラッキー
くらいなノリなんでしょうね・・・
前blogの続きになります。
Kさんという女性にお金を貸したんだ、という話は聞いた事がありました。
M女史は、慈善活動を積極的に行っている、ホント the 良い人なんですよ。
道行く人にも優しい。。。
転びそうになったお年寄りにサッと手を差し伸べたり、道に迷っている人に声を掛けたり、、
一緒に居ると、私の至らなさが丸見え。
で、その活動の中で出会ったKさん。
幸せとは言い難い身の上話を聞かされ、M女史は「私がお手伝いできれば」と、家電、寝具、食料、洋服、その他色々・・・
使わなくなったモノや新品のモノを2年間に渡り、助けてきたのです。
(ヒャ〜)
遂には、お金も貸して欲しいとKさんは言い出しました。
M女史からLINEのやり取りを全て見せてもらいましたが、要求が過剰になっている・・・
Kさんの上手さは、お金を貸して欲しいと伝えると同時に借用書も書かせて欲しい。と言っている事。
借用書も見せていただきましたが、月の返済額を書き、どのくらいで完済したい、なども書かれていました。母音まで押してある!!
令和4年11月○日
え。。
今、令和6年だよね??
令和5年3月位には行方をくらまし、電話も解約。
詐欺じゃん。
M女史、警察にも弁護士事務所にも行ったそうです。
複雑な経緯がある為割愛しますが、詐欺っぽいんだけど詐欺までいかないんだそうです。
厳密に言うと、の話ですが詐欺ですよ。コレ。
普段、怒らないM女史の怒りがドンドン増していくのが、私には判りました。
「自分に家族が居なかったら○す」って言い出しましたもん。
昨秋、風の噂でKさんの住所を入手したM女史。
「行きたい、会って話したい」と言っていました。
ただ「私一人だと、本当に何をするか判らない。自信が無い。だから、逢さん一緒に行って欲しい」と言われ、私はOKと即答。
善は急げとばかりに、車で朝早く出掛けました。
車の中のM女史は、アドレナリンが爆発していましたよ。メラメラとした炎が立ち、血管が切れそうでしたもん。
判ります。
種類は違えど、N子の自宅に行く時の私もそうでしたから。
住所を聞いた私は、事前にGoogleマップを見て近隣の様子をチェックし、Kさんの家を管理している不動産屋に電話をし、家賃やら入居の時期などを確認しましたので、絶対に嘘は言わせない。
ここでも、白咲の入念な下調べが役に立ちそうです。
車で、約3時間・・・
やっとこさ到着。
車を停め、2人で家に向かって歩きました。
「K、居るかな?」
「仮に居なくても、住んでいるかをまずは確認しよう」
「借金の取立てって緊張するね」
「あっ!!!!!」
話している時に見付けました。
まずは、表札をチェック。合ってる。
家の中からガタガタと物音がする。
M女史がピンポンを押したら絶対に出て来ないだろう。
なので私がピンポンし、Kさんを外へ誘導したらM女史登場…ボコると言う流れに決定。
(ボコるは冗談です)
ここで私がヘマしたら大変慎重に。
「良し」と言い聞かせ、ピンポン
(古いタイプの家なので、外にはピンポンが聞こえません)
? アレ
出ない。もう一度、ピンポン
? アレレ
居ない?連打してやろ。
ピンポン、ピンポン
はい…
ガチャ(開いた)
しゃがれ声の女性が顔を出しました。
更に続く。