前の記事から、むちゃくちゃ間が空いてしまいました。
実は週末を利用して、少しの間暑過ぎる〜日本へ帰国したりしてました。
いや〜本当に、話には聞いていたけれど、ありえないくらい暑かった・・・。
シンガポールより、熱気の凄いことと言ったら・・・。
さて、日本でのことはゆっくり別の機会にでも書くとし、今日はちょっと書きたくなったことがあるので、思いに任せて書きたいと思います。
そんな今日の主題は・・・、
歯医者の治療の良し悪しが正しくわかるのは、同業者の歯医者だけ！！
つまり、一般の患者さんは所詮、どんな治療だったら良いのか？どの歯医者が良いのか？は絶対にわからないって事！！！
いや、これ本当よ。
歯医者が、同業者である他の歯医者の治療を見ると、それがよい治療なのか悪い治療なのか、もしくは、ぼちぼちなのかごく一般的なのか？一発で分かります。
特に、目の前にお口開けて座ってる患者さんのお口の中の過去治療の形跡を見るとね。
なんでこういう話をしているかというと、今日もね、とある新規患者さんの口の中に入っているセラミックインレーが上手にキレイに入っててね、私正直にその患者さんに言っちゃった。
「このセラミック、綺麗に治療してくれてるね〜。これやった歯医者はきっと上手だね。どこでやったの？」
すると患者さん、
「近所の普通の歯医者で。」
なるほど…。
いやいや、実はね案外そうなんです。
良さそうな歯医者をわざわざ念入りにリサーチして都心部へ出向く必要も実はなかったりするのです。
このようにね、普通の街の街角で、普通の出立ちでやってる、ごく一般的そうな歯科医院にたまたま行っただけなのに、実はすっごく治療が上手で、後々その治療について私という別の歯医者に褒められたという件。
こういう方達は本当にラッキーだなと思う。
なぜなら、私自身今まで歯医者業長くやってきて、「この治療素晴らしい！！」って正直に思って患者さんについつい言っちゃうのって、全体の5％にも満たないくらいなんじゃないかな？いや、もっと少ない？？
歯医者は何よりも、その歯医者の人間性と、正しい学術Sourcesから得た知識と、そして他を卓越する治療技術、この3つだと思う。
そして、これらをもとに、歯医者の腕を正しく評価できるのは、同業者である歯医者だけ。
素人の一般患者さんは、どんな治療なら良いか？が絶対に分からないですもの。
因みに、歯が悪い私も時に歯医者へ治療してもらいに行くけれど、私の場合はその点においては確実に得していると思う。
なぜなら、歯医者という専門家目線で、診てもらいたい歯医者を選別できるからだ。
誰が素晴らしい技術を持っていて…というのは、同業者だからその辺のことはよくわかるじゃない？学会とか学術誌で。
最近だと、特に若い世代だとインスタとかに載せてる写真の質からとかでもその歯科医師の治療センスとかはわかる。
でも結局のところ私にとっては、素晴らしい歯医者も私の視点から見ると結構多いので、その中から1人を選ぶのは案外楽ではないかも？？…なんだけど。
素人の一般患者さんはよく、どの歯医者が良いのか本当にわからないから、口コミを頼ったりレビューサイトを見まくったりするのだと思うけれど、そこから得られた結論が果たして、私のような同業者歯医者目線での評価と一致するかどうかは不明ですね〜。
あまり気をはらずにたまたま行った歯医者がすごく良かった・・・てこともあるから、あまり神経質になり過ぎない方が良いのかな？
う〜ん。
やっぱり、歯医者の良し悪し選別に関する一般的アドバイスは、自身が歯医者の私には難しい〜！！！
もうね、つまり、運よ運！！
…そんな風に締め括るのって違反？
でも確実に、どの歯医者に治療やってもらうかで、あなたの歯の将来は大きく変わってくるから！！！
その、当たり外れの差は大きいです。
Love & Protect Your Teeth