恐ろしや〜、虫歯
たまにはやっぱり歯医者に診てもらわなくっちゃね。
痛みで気付くタイプの虫歯は、もう相当進行してるって場合がほとんどだからね〜！！！
というわけで、今日は基本的な虫歯治療のお話
別になんにも痛みはないんだけれど、舌で触るとなんだか凹んでるかも？・・・て状態でした。
これ確信犯だよねー！！虫歯あるよ。
ちょっと掘り起こしてみると・・・、
ほら！虫歯で侵された、ボソボソになった象牙質が見えるでしょう？
齲蝕検地液でそこを青く染めてみると・・・、
バッチリ染まります！！
ということで、軟化象牙質は全部取り去りますヨ。
すると、こんなにも中が空っぽって感じになっちゃって・・・
おまけに、エナメルにヒビが入ってしまっているのがはっきりわかる
！！！（黄色矢印）
このヒビの影響で、なんとなく噛むと痛いな？って症状が、なかなか消えなかったりする。
このてのヒビは、虫歯が進行することで内部の象牙質がカスカスになり強度が弱くることで入ってしまう。
もしくは、その逆も実はある。
硬いものを噛んだ拍子にヒビが入ってしまって、そのヒビから虫歯菌が侵入して内部に虫歯が発生してしまうケース。
虫歯が先なのか、それともヒビが先なのか？
結果論的にはその判断は難しいけれど、いずれにせよ、虫歯があるところには、ほとんどと言ってよいほどヒビも存在する。
特に、隣在歯との接触面にできる虫歯。
で、このヒビをどう処理するか？が、虫歯治療における大きな課題になってくるんだよね。
なぜならば、ヒビがこれ以上広がっていかないように予防することがとっても大切だから。
こちらの虫歯は、Direct Composite Restorationにて治療終了〜
隙間や境目が出来ないように、高倍率視野で丁寧に正確に詰めているのはもちろんだけど、
元々の天然歯のように、歯をキレイに再現するのも、歯医者の腕の見せ所だよね
Direct Composite Restorationとは、お口の中で直接、コンポジットレジンというプラスチック（と言っても最近のものは強度耐久的にも優れている）を詰めて1回で終われる虫歯の治療方法だよ
虫歯で侵されていない健康なエナメル質が周囲にしっかり残っていれば、このやり方が第一選択肢になるよ。
なぜならこのやり方は、Minimal Invasive・低侵襲で、削るのを必要最小限にとどめることができるから、歯に優しいお勧めの治療ですよ〜
暫く検診に行きそびれている方は、是非一度診てもらってね
では〜
Love & Protect Your Teeth