無事帰ってきて、仕事が始まっていますが、思うこと。 | シンガポールで歯医者さん Dr.Yumiko's Journal 

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昨日無事にシンガポールに帰ってきましたドキドキ

 

帰りのAFの長距離便では、いつもはないのに、色々と考え巡らされることが少々ありました。

非常口との距離の確認とか、CAさんっていざとなった際のために訓練何度もしてて、その際には立役者なんだろうな・・・とか。

因みに、帰りのフライトアテンダントは全員シニア!!

AFでは皆全員がここまでシニアで揃う事はなかったのですが、今回はなぜか本当に全員が貫禄あるシニア層でした。

だから余計に尊敬の眼差しで見たのかもしれません。

でも、いったいどれだけの割合のCAが、こうした危機的状況を、フル勤務年数中に実際に経験しているのでしょうね〜?

 

 

 

さて、冒頭の通り、新年早々から、日本に関するトップニュースが続いたものだから、

日本とは程遠い海外で過ごしていても、

私自身日本人として、神妙な思いに駆られてしまっておりました。

 

メディアやSNSでたくさんの議論や憶測が渦巻いている通り、

人それぞれ、色々な思いをお持ちでしょうけれど、

とりわけ私にとっては、今は亡き愛犬Pchanを以前飼っていたこともあり、

そして、日本とシンガポールの国境越えを、飛行機で何度も敢行してきた私にとっては、

とりわけ、貨物室に置き去りにされたペットちゃん2匹がいたということでした。

 

愛犬(猫)が貨物にいるのに、飛行機が跡形もなく燃えて尽きていく様子を、

なすすべもなく、はたから傍観するしかなかった飼い主さんの気持ちを察すると、

なんて残酷なことなんだろう・・・、と。

そして、飛行機で連れて帰ろうと、この日のこの便を選択した自分自身を、

責めて責めて、そして悔しくて仕方ないがないことが、容易に察せられます。

 

でも、だからと言っても、多くの肩が、犬猫ちゃんを貨物扱いでなく、キャビン同伴を可能にするための抗議、、、

に賛同しているというのは、やや行き過ぎではないかと思います。

 

まず、中型以降大型犬の機内持ち込みはねえ、さすがに無理じゃない?

コンフォートドッグとか特殊な理由を除いては、決してキャビン持ち込みOKな航空会社であっても、

前の座席下に収まる大きさの犬猫のみであって、、それ以外の中型以降となると、絶対貨物。

 

 

Pchanは幸い4kgくらいの小型犬だったので、機内に持ち込みが可能なサイズ。

だから私は、Pchanとの日本帰国は、毎回、機内持ち込みができるデルタ航空だったし、

デルタが撤退してからは、わざわざソウル経由での大韓航空を利用していました。

(あ〜、懐かしい!!そんな過去記事も多数書いたから、思い出いっぱいだなあ〜。)

 

 

なぜなら、私は、

大切な愛犬を、あんな貨物室の中で離れ離れに置き去りにするのが、嫌で絶対に出来ません!!!

 

イタグレちゃんは元々とっても繊細で神経のか細い性質ということもあり、

貨物で1匹置き去りに7時間近くもするなんて、まず可哀想すぎて、飼い主の私には信じられないことでした。

しかも犬は、人間のように説明を理解するということが出来ません。

だから、たとえ1時間だけであったとしても、飛行機の貨物室に1匹で理由もわからず閉じ込められる犬の気持ちを考えたら、

私には絶対にできません。

 

 

それゆえに、私はPchanをいつも足元に同伴で、いつも一緒でした!!!

そして、そんなPchanはといえば、前の座席の下に置かれたソフトケージの中から、いっつも私に目線を向けていました。

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犬にとっては、なん時も、

心を許せる信用する飼い主と一緒にいられることが、最高の幸せなのです。

たとえ、直には視界に見えなくとも、飼い主の気配を感じられていること、そして匂いを触知していられること。

それが犬にとっての喜びなのです。

(そしてもちろん、美味しいごはんも必要だけどね。)

 

 

だから、私はいっつも、Pchanと一緒に日本とシンガポールを行き来する際には、

デルタや大韓航空といった、犬猫のキャビン持ち込みが許された航空会社の恩恵をしっかりと享受してきました。

 

 

他国の事例に習えば、日本の航空会社も、小型犬のみキャビンに持ち込み可が許されることは、

決して不可能ではないとは思いますよ。

 

因みに、上記私が過去に利用した航空会社は、持ち込みできる頭数が3匹だったかな?限られているので、

まず、キャビン内が犬猫だらけになることはありません。

 

そして、私が経験した限りでは、

ワンコを連れた私と座席が隣り合わせとなり、嫌〜な顔を露骨にされたり文句を言われた経験は一切ありませんでした。

もしかすると、隣のパッセンジャーには、事前に通告がゆき、嫌なら拒否しシートチェンジするといったプロセスもあったのかもしれませんが・・・。

 

 

今は亡き私の愛犬Pchanドキドキ

 

こうして何度も国境越えを一緒にしてきたことも、

今となっては私がやり抜いた、彼女との貴重な思い出です。

 

↓結局この記事がPchanとの国境越えの最後となりました。

 

 

ちなみに、私が国境越えをしていたメインの理由は、長期休暇の際に、ペットホテルや他人の手に長期も預けたくなかったから。

実はPchanは、うちの妹の家で、妹犬と一緒に仲睦まじく過ごしていた時期が数年あったので、

Pchanにとっては私が不在の間でも、安心して過ごせる場所だったのです。

その間の妹の協力にはもちろん感謝です!!

 

 

ま、ここでの私の結論!

それは、、、

 

Pchanを最後の最後まで、幸せな状況で無事、17歳と5ヶ月にわたる犬生を終えた後、天国に送り出しをしてあげられることができて、本当に良かったですドキドキドキドキドキドキ

 

きっとPchanも、なんとも幸せなワンチャンだった事でしょう。