こちらの記事
”虫歯がここにありますよ”と言われて、それを鵜呑みにしていませんか?
では、
治す必要のない歯を「虫歯」と偽って医療報酬を得ようとする悪徳歯医者もいるので気を付けましょう!
ということを書きました。
今回の記事はそれとはまったく正反対。
虫歯があると確定診断されなくても、
やっておいた方がよい治療
があります。
今日の記事ではそんな治療についてご紹介しますね。
でも、ここでのお話しは、
歯の健康の意識レベルが高い、エキスパート患者さん向けかもしれませんので悪しからず。。。
痛くなった時にしか歯医者さんへ行かないような
意識レベルのまだまだ低い、ビギナー患者さんには、
少し難しい内容かもしれません。
さて、ではそれがどんな治療かと言うと…、
古~い大昔に詰めた
保険治療の金属の詰め物は、
虫歯を指摘されなくとも、
詰めなおし治療をしておきましょう!!
念のために!!!
というものです
普通の開業医さんで行われる保険歯科治療が、
適当なものでしかないかについては、
このブログでもしつこいくらい沢山書いてきました。
保険歯科治療とは、
安い材料ばかり使った大雑把な治療なので、
5~6年くらいすると詰め物の中は
細菌の侵入による汚染により、
内部腐食や虫歯の再発
が起こってしまいます。
金属が途中で取れてしまい、
それがもとで内部の虫歯発見に至るケースもあるのですが、
それはラッキーなケースと言えるかもしれません。
なぜなら、金属が半分ひっついたままで
残りの半分が汚染され続けることもあるからです。
すると、自分自身では何の自覚症状もないまま、
水面下で歯が汚染され続けます。
つまり金属の内部が知らない間に
虫歯でどんどん蝕まれ続けてしまうのです。
そして、気づいた時には時遅し…。
かなり大きな虫歯に進行し、神経を抜かなければならなくなってしまいます。
嫌ですよね~。。。
これは、私自身歯医者として、
患者さんのそうした古い金属を削り除去することが多い実際の経験からも実感していることですし、
それに、自分自身の歯でも、
昔、中学生くらいのころに普通の街医者で治した銀の詰め物が、
30歳を過ぎた頃、虫歯の再発でほとんど全部一気に崩壊し始めた、
という自らの経験からも言えること。
だから、
こうして私は自信をもってここで言っているのです。
大昔に詰めた保険治療の詰め物は、
新しいものに取り換えましょう~!!
・・・とね
もし金属を取ってみて、
実際には、金属の中には虫歯がなく、まったくキレイな状態だったとしても、
それはそれで別にいいじゃありませんか?
だって、
金属を取ることよって、内部に隠れた虫歯がなかったんだ、という
「安心感」が得られるんですもの。
そしてもう一つ、
金属を取って、白い詰め物に置き換えられ、見た目キレイな歯だって得られます。
でもこの場合、保険での治療じゃダメですよ!
詰め替えの意味がありません。
詰め替え治療をする際には、
多少の治療費を支払ってでも、
きちんとした技術勝負の、
自費専門クリニックでしてもらうことをお勧めします!!
だって、やはり、
治療の質が全然違いますから!!!
せっかく治療を受けるなら、
今度は、そうしたところで質の良い治療を受けましょう~
・・・と私は言いたい。
そして歯医者の質だって、
治療の必要のない虫歯をなんでも、虫歯だから…と偽るようなセコイ歯医者に比べたら、
多少治療費は高くとも、、
あなたの歯の為に、真剣に!
そして、質の良い治療を丁寧に施してくれるから。
それなら、断然そちらの歯医者さんのほうが良いに決まっていると私は思うのだけれどな・・・?
と私は思うのですけれど。。。
大昔に治療した銀の詰め物がお口の中に多数存在するような方は、
少し歯の治療に回すお金の余裕が出来たら、
是非、今度は自費診療で、
少し高めでもいいから、
丁寧で質の良い取り換え治療をしてみて下さい。
すると、段々とお口の中の銀の詰め物も減って白い詰め物に変わっていきますし、
銀の詰め物の内部での隠れた虫歯の心配もなくなります。
まとめて一気にすると費用の出費も多いですから、
それが無理という方は、1年?半年に1本ずつでもよいので、
少しずつ変えていかれるとよいですよ。
勿論、今まであまり虫歯になったことのないような健康な歯の持ち主の方は、
これを受けるまでもないですけれどね。
(↑ホント、そういう人はラッキー羨ましい限りです。)
本当に歯は大切よ。
それは、歯で辛い思いをしてから初めて、皆それを実感するのよね。
いかに歯が大切だということは、
大人たちが次世代に伝えられるようにしなければですよね
Love & Protect Your Teeth