きちんとした、虫歯治療って? | シンガポールで歯医者さん Dr.Yumiko's Journal 

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基本的な虫歯治療。

でも、そんな虫歯治療を、あなたの歯医者さんは、
本当にちゃんとやってくれているの

これ、むちゃくちゃ疑問です

患者さんは正直、自分のお口の中で何をされているのかわかりませんからね~


しかも!

きちんとした虫歯治療がなされていなかった場合、
それでも、治療が終わって3~4年の間は(いや、もっとかも・・・)、
何の不自由もなく、何の不快症状もなく、
普通に過ごせるのですから。。。

でね、長い年月が経ってから、蓋を開けてみると・・・、
あらら~、、、中がとんでもない事に~~~
なーんてことになっちゃうのですよ


これが虫歯治療の恐ろしいところです


なんで私がここまで言うか

それはね、それはね・・・、

私自身がその経験をして、
とってもっても辛い思いしたから


なのですよ。



私はね、中高生の頃に、歯の大切さにあまり関心がなくて、
残念な事に、た~くさんの虫歯を作ってしまったのよ
(←自業自得)

それで、行った普通の町の歯医者さんで
虫歯を総ざらえで治療してもらったのだけれど、
これがね、10年以上経ってみると、そのすべてがダメになってたわ・・・
本当よ!金属の詰め物の下の歯が、再虫歯でボロボロになっていたんですもの。。。

で、結局全部やり直し・・・。
正直それが元凶で、抜いちゃった歯もあるくらい!
 

だからね、私は、
こんな単純な基本的な虫歯治療こそが
その後の歯の運命を決定付ける大きな砦となる、
とっても大切な部分だと思っています。



だから、私は日常の診療で、

どんな日も、
どんな患者さんにも、
どんな小さな虫歯にだって、

その人の歯の将来のことを考えた、
偽りのないきちんとした治療を提供しています。

こんな感じでね!


ごく一般的な基本的虫歯治療~歯

歯と歯の間の小さな虫歯!

レントゲンで見るとこんな感じ(黄色矢印)

虫歯削り中~↓



そして、充填~


どこを詰めたかわかる?

いいや、そんな見た目よりも大切な事は、、、
段差や隙間なく、精密に詰められているか?
ってことよね。
フロスが引っかかる、段差を触知する
といった事がないというのは、
最低限なこと!!

下写真の青矢印のところですよ。

ちなみに、赤矢印は、
すでに前からどこかの歯医者さんで詰められていたところ。
いかにもモリモリッと、大雑把
に詰められているのが一目瞭然ですね。
こういう段差があるからこそ、
そこに再虫歯を作ってしまうのです



では最後に・・・、

このように、私は、大雑把な虫歯治療とはどんなものなのか?
そして、どのような状態に将来なるのか?
ということをよく知っているので、
私自身が虫歯の治療をされるのなら、
最低限、私の治療と同じように治してくれる歯医者か、
それ以上の歯医者のところにしか行きません

わかりやすく言うと、
保険診療で虫歯治療を受けるなんて、
絶対にありえないーーー


といったところです。。。

きっと、歯医者の大半はそうなんじゃないかな???なんて思ったり・・・。


ほら、この前の記事で、5年後10年後のあぁ~を防ぐ方法を書くわ、
なんて書きましたね。
結局、今回の記事、それの重複版みたいになっちゃっいましたね

だけれど、
保険診療での虫歯治療を受けない!
これ実は、その防ぐ方法の一つになり得るんですよ!確かに。


ただし、そう断言しちゃうと、

ええ?!なに、じゃあ、患者全員に、
虫歯治療にバカ高い自費治療費を払えっていうの~
それって、あなた自身が歯医者だから、歯医者を儲けさせる為にそう言ってるのよ

な~んて思われてしまいそうですね。。。

確かに、自由診療=きちんとした治療が、
100%成り立つとは証明できません。
きちんとした治療である可能性は、保険診療に比べると遥かに高いですけれどね。


というわけで、次回は、
どうやって、きちんとした治療をしてくれる歯医者を見分けるのか
ということについて、
自由診療という観点以外からも、私の意見をご紹介したいと思いますハート


では~ちゃお



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