ここ最近、お問い合わせが多い、黒ずんだ歯のホワイトニング。
黒ずんだ歯といっても、ここでは、神経を抜いて年月が経過し、色が黒ずんでしまった歯のこと。
残念ながら、歯の神経を抜いてから数年経つと、徐々に歯の色が褪せてきて、また艶もなくなり、ほかの歯と比べて色がどす黒くなってしまいます。
だから、ちょっと格好悪いですよね・・・
前歯の1本だけが変な色をしているから、結構目立ってしまうんです。
でも、だからといって、セラミックの差し歯ですっぽり被せてしまう、という事をしなくても済むんですよ
神経を抜いた歯でも、歯の頭の部分の外形がしっかりときれいに残っているのなら、わざわざ削って被せるなんてことはしなくてもよいんです。
代わりに、黒ずんだ歯だけ、ホワイトニングをしてあげればいいのです。
ただし、このホワイトニングは一般的なホワイトニングとはやり方が異なりますよ。
神経がもともと入っていた歯の管の中に、直接、ホワイトニング剤を注入します。
そうして時間をおくことで、歯の内側から強力なパワーで黒ずんだ部分が漂白されるので、劇的に白くすることができるんです。
欠点は、隣の歯との色あわせが難しいので、白くはなりますが、隣の歯とまったく同じ色に揃える事は難しいかもしれません。
でも、今まで黒ずんでいた歯が白く明るくなっただけで、全体としての見栄えはかなり改善されるはずです
歯はなるべく削りたくない!コストも抑えたい!大掛かりなセラミックを使う審美歯科はまだいいかな!?・・・という方にお薦めの方法です。
奥歯の場合は、しっかり物を噛まなければならないので、機能的な理由から、神経を抜いたら何かで被せてあげることがほとんどなので、こうしたホワイトニングは行いませんが、前歯のケースにはよく行われる方法です。
皆さんの歯はどうですか?