探しものはなんですか? | 進藤祐光の多事争論

進藤祐光の多事争論

世の中を見つめるカメラになりたい



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朝からのドタバタの隙間をついて来週からのロケの準備の買い出しに行ってきた。

ヨドバシやビックカメラはミッキーはいないが我々のディズニーランドのようなのだ。
そこに匹敵するもうひとつがホームセンターなのだ。

どれもこれも目移りしてしまうほど欲しいものばかり。

いっそのこと、自分で家を建てたい。

風呂釜からドアノブ、窓枠から全部指定して快適にしたい。
ウォシュレットもねじりこむくらいのにしたい。
とにかく自分で作りたいのだ。

ホームセンターには全てある。

うっとりしてしまう。

ところで、いつもロケに行く時はグリップチームのみんなと行動を共にする。
機材まわりや電源まわり、ロケ、スタジオ問わずに全てまかなってもらえる撮影には欠かせないチームなのだ。

雨が降るとカメラ上にテントを建ててくれたり、日待ちの時は人生を語る話し相手になってくれたり、夜は酒をのみながら光を語ったり と運命共同体なのだ。
大袈裟に言えば戦友なのだ。

前ふりが長いが、全て東京をベースにした時の話だ。
福岡ではそのグリップがないのだ!

という事は自分で撮影し、グリップもしなくてはならないのだ。

写真がわかる、写真を語れる人が現場にいないのだ。

これは苦痛だ。

とりあえずは撮れるにしろ、熱く写真を語れる環境にないのは辛い。


ま、やるしかないのだが。