アベドン | 進藤祐光の多事争論

進藤祐光の多事争論

世の中を見つめるカメラになりたい



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宝物の写真集を眺めるなう。

本当にいい写真集だ。

アベドンが8×10で1979-1984まで撮影したアメリカ人の肖像写真だ。

鼻毛や目やにそばかす生活臭までもが30年経った今でも生きている。


わたくしもこのプロジェクトを2011から始めよう。

311以降自分の中で劇的に思想が変わった。
特にここでは書かないが世の中のスピードからフェードアウトする。

そして次から次へとつきまとう厄からも。

本当に勘弁願いたい。

もういい加減にしっかり生きないと自分のアイデンティティが崩壊する。

今何がやりたいのか?と問うたところ、同じ時代を生きた地元の民を記録したい衝動だ。

皆、何かしらの思いを持って生きているはずだ。

原発に対しての怒りかもしれない。
腐った政治かもしれない。
四六時中あそこのことばかりかもしれない。
愛する相手の事かもしれないし、仕事の事かもしれない。
ラチあかない人生かもしれない。

同じ時代を共に生きた人間としっかり対峙しておきたい。


8×10、モノクロ、半身からバストアップ、今現在の博多人、九州人と接し、自分が観たいもの、感じたいこと、色々記録しよう。

どのようにして人に声をかけるのか?
どのようにして自分のやりたい事を相手に伝えるか?
どのようにして写真にしていくか?

ゆっくり楽しもう。

生きたいように生きなければ、狂い死にしそうだ。

真っ直ぐ直球勝負がしたい。

ただそれだけ。