鳥竹 | 進藤祐光の多事争論

進藤祐光の多事争論

世の中を見つめるカメラになりたい


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その昔、同日に中央5紙、新聞15d、5パターン掲載という今では考えられない商品広告の撮影があった。

サラリーマンが仕事帰りに一杯ひっかけているシーンだった。

渋谷の焼き鳥屋さん「鳥竹」のカウンターで撮った。

本番は写るんですで撮影。
L版同時プリント現像、納品はL版プリント入稿だった。

写るんですの選択が呑み屋全体の雰囲気を緩やかにしてくれた。

新聞以外にも、B1ポスターにもなり街にも貼ってあったりした。
クオリティーも問題なく、その当時のスキャン技術にも驚いた。
現在ならiphoneのカメラで撮った撮影データの紙焼きを納品するだろう。

今現在、その様な企画自体存在しなくなり、その場の雰囲気をも丸ごと写しこむような撮影を楽しむ機会もなくなった。

世相がそうなんだろうけど、真面目だ。

しかし、鳥竹はいつ来ても満員だ。
ついつい飲み過ぎてしまうが、このカウンターをみると、あの楽しかった現場を思い出す。
機動力をも活かせる現場だった。

昨晩のミーティングで昔話をしながら呑むのはおっさんになったからだ。という話しになった。
おっさんは認めるけど気持ちは24さい。あそこもビンビン。
やる気と気力と体力は有り余っている。


こんな時は暗室作業を楽しもう。
引きこもり男後厄42才。