キョンキョンが、オシャレで男前で、ほんまカッコいい！
主演のキョンキョンと中井貴一さんが、
先日テレビで対談していた時のお話。
そこでキョンキョンが、
「唯一やり残したのは、子供を産むこと」
って言ってたんです。
そしたら貴一さんが、
「神様が采配しているんじゃないかと思う。
子供を持つことによって、大人になれる人には、子供を。
子供を持たない人は、もう別のものを背負ってる人なんじゃないかな」
みたいな事を仰って。
「リアル和平さん（役名）かーーー！」とキュンとしました(笑)
疲れた女子は、和平さん見て下さい。癒されますよ(*^o^*)
さて今日は、どうして私が不妊の方の治療に取り組んでいるか、という話。
それは、不妊治療が
「自分の心と身体に、真剣に向き合う機会」だから。
そのことを、とても大事だと思っているからなんです。
10代、20代の女性は、あまり自分の身体を大切にする機会がありません。
「痩せたい、綺麗になりたい、あのモデルさんみたいに」
と無茶なダイエットしたり、肌見せファッションで冷やしたり、
「早く仕事で認められたい。デキる人だと思われたい」
と、睡眠不足でハードな仕事に取り組んだり。
社会に合わせる事が大事な時期なせいか、
自分と他人の身体は、全く違う
という意識が皆無に近い。
そんな状態で、不妊治療に取り組むと、
「人が良いというものが自分にも良い」と思い、
情報に惑わされ、自分を追い込んで、大変なことになります。
例えば、東洋医学で腎虚（じんきょ）と言われる、
生命力不足の状態の人が、
身体を鍛えよう、とジムに通ってヘロヘロになってしまう。
脾虚（ひきょ）と言われる、消化器が弱く、
エネルギーの取り込みが上手くいかないタイプの人が、
断食なんかして、エネルギーを更に断ってしまう。
肝鬱気滞（かんうつきたい）と言われる、
ストレスを溜めやすく、身体の巡りの悪い人が、
身体にいい事を山ほどルーティーン化して、
ノルマに追われて更にストレスを溜める。
こういう無茶が起こってしまうんですよね。
養生が的外れだから、なかなか結果が出ない。
それに西洋医学的な治療での負担も加わって、
どんどん心と身体がしんどくなっていく。
人との身体の違いが分からないし、
当然「どうして私だけ？」という気持ちに苛まれていきます。
私は、鍼灸による体質改善はもちろん、
患者さん自身が、自分の身体を知る事を、大切にしています。
知って、いたわって、大事にしてあげよう、と思えること。
そんなセルフ・エスティームを感じられるように、と。
この感覚がなければ、妊娠して、出産したその後も、
例え妊娠・出産しなくても、
自分の身体をしんどくするリスクが高ーくなりますからね。
女性にとって、とっても大事なんですよ。
そして、肝心の治療の先の結果というのは、神様にお任せしています。
貴一さんが言ったような事が、本当にあるのかもしれないし、ね。
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