こんな寒い風の吹く日には、学生の時、
真冬の道端で、胃の激痛で動けなくなり、
病院に担ぎ込まれた日のことを思い出します
前日に美味し~いしゃぶしゃぶを頂いたところ、
どうやら消化不良を起こしてしまったようでした。
「貧乏人にはいい肉は消化できない… 」と思ったのですが、
お医者さんには、「肉のせいではなく、ストレスで、
消化機能が落ちていたせいだよ」だと言われました。
自分では悩みとは思っておらず、
ただずっと一つの事を考え続けていただけだったので、
「こんな事でも!?」と、ビックリした覚えがあります。
緊張したり、悩みがあったり、何かに没頭していると
食欲がなくなったりするように、
気持ちと胃腸は密接に関わっているんですね。
胃腸の働きをコントロールしているのは、「自律神経」。
ストレスを受けると、この自律神経の働きが乱れてしまうのです。
自律神経の制御が乱れるせいで、
胃酸が出過ぎたり、蠕動運動が鈍ったりしてしまい、
結果として胃の痛みが起こってしまうという訳です。
この痛みを止めるためには、胃薬を飲むのではなくて、
「自律神経」を整える事の方が非常に大切なんですよ。
もちろん、ストレス源をなくすことが理想ではありますが、
例えば仕事がストレスで胃が痛くなったとしても、
すぐに仕事を辞める訳にはいきませんよね
ですが、自律神経にアプローチをすれば、
対処は可能だという事です
自律神経を整えるように、生活を改善したり、
リラックスする時間を増やしたりすることで、
痛みを起こさないようにすることが出来るのですね。
鍼灸は、自律神経のバランスを整える働きにとても優れています。
お悩みの方は、ぜひ一度、治療を受けてみて下さいね。