仕事が山積みなのに、何にもやる気が起きない…。
そんな事、ありませんか?
もっと頑張らなきゃ!って自分を奮い立たせても、
どうにも上手くいかない。
そんな時は、無理に自分を追い込むのではなく、
身体をケアしてあげると、
不思議と気持ちが上向きになってくるんですよ。
やる気のない人というのは、
気の巡りが悪くなって、身体が重く、思考が鈍くなっている場合や、
「腎」の弱りで根気がなくなっている場合などがあるんですね。
「腎」というのは、東洋医学では、
腎機能や、生殖系や排泄系を含み、
生命エネルギーの大元のことを言います。
東洋医学では、身体の臓腑ごとに、
精神との相関性があると考えるんです。
肝 → 怒り、魂
心 → 喜び、神
脾 → 思う、憂い、意智
肺 → 悲しみ、魄
腎 → 恐れ、精志
イライラしやすい人は肝タイプ。
クヨクヨしやすい人は、脾タイプ。
自分の性格だと思っていたものが、
身体が元気になると変わってしまったりするんですよ。
やる気は特に腎が影響します。
腎が弱ると、ちょっとしたことが怖くなり、
新しいことが始められません。
志も長続きせず、根気が持たなくなるのです。
そんな時は、腎を補う治療や養生で、
身体を元気にすると、内側からふつふつやる気が
湧いてきますよ!
簡単に出来る養生法としては、
黒い食材や山芋を食べる、睡眠不足を解消する、
足腰を鍛えるなどがあります。
夜更かし、夜遊びは腎の敵!ほどほどにしましょうね