第十の言葉、キャスト1。
意外である。
意に反するストーリーだ。
脚本などありはしないのだが、人はいつも脳内に脚本を携え、筋書き通りにことが進まないとなると、ことさら不満を訴える。脚本家は自分だ。演じるのも自分だ。ゆえに道化である。ゆえに終わりなく踊り続けることができるのかもしれない。
客などいない。誰も私を見てなどいない。見ているのは過去の自分だけ。今の私が見ているのは私であり私ではなく、ずっとずっと、永遠に苦しみ続ける。永遠の私はそこに存在するのだろうか?
意外ではないのかもしれない。
第九の言葉、鼻血。
私はとても鼻血が出易い。
もともと鼻腔の皮が薄いのか定かではないが、鼻血を一度も出したことがない人も多い。羨ましいことだ。
風邪気味の時などに 鼻をかむ人をよく見かけるが、私はできない。鼻をかんだ時の衝撃だけでも高確率で鼻血を誘発するからだ。
鼻がムズムズする時に、つい鼻の頭を人差し指の背でグリグリしてしまうが・・・この時も、たまに鼻血が出る。
いや、そんなものじゃない。私の鼻血の出易さたるや、何もしていなくてもいきなり滴り出るほどだから困り物だ。朝起きたら布団の上に鮮血のダイニングメッセージ。これは事件の予感!・・・昨日洗ったばかりのシーツを再び洗わなければならない大事件だ。
仕事中、大事な書類に赤い雫がポタリ。修正液で誤魔化し・・・きれません。
一番困るのは車を運転中に出た時だ。上なんて見てたら事故必死だから、手元にティッシュは欠かせない。
なんにせよ百害あって一利無し。
鼻血が出ない人が羨ましい・・・。