遺言 -2ページ目

第十の言葉、キャスト1。

意外である。


意に反するストーリーだ。


脚本などありはしないのだが、人はいつも脳内に脚本を携え、筋書き通りにことが進まないとなると、ことさら不満を訴える。脚本家は自分だ。演じるのも自分だ。ゆえに道化である。ゆえに終わりなく踊り続けることができるのかもしれない。


客などいない。誰も私を見てなどいない。見ているのは過去の自分だけ。今の私が見ているのは私であり私ではなく、ずっとずっと、永遠に苦しみ続ける。永遠の私はそこに存在するのだろうか?



意外ではないのかもしれない。

第九の言葉、鼻血。

私はとても鼻血が出易い。


もともと鼻腔の皮が薄いのか定かではないが、鼻血を一度も出したことがない人も多い。羨ましいことだ。

風邪気味の時などに鼻をかむ人をよく見かけるが、私はできない。鼻をかんだ時の衝撃だけでも高確率で鼻血を誘発するからだ。

鼻がムズムズする時に、つい鼻の頭を人差し指の背でグリグリしてしまうが・・・この時も、たまに鼻血が出る。


いや、そんなものじゃない。私の鼻血の出易さたるや、何もしていなくてもいきなり滴り出るほどだから困り物だ。朝起きたら布団の上に鮮血のダイニングメッセージ。これは事件の予感!・・・昨日洗ったばかりのシーツを再び洗わなければならない大事件だ。

仕事中、大事な書類に赤い雫がポタリ。修正液で誤魔化し・・・きれません。

一番困るのは車を運転中に出た時だ。上なんて見てたら事故必死だから、手元にティッシュは欠かせない。


なんにせよ百害あって一利無し。

鼻血が出ない人が羨ましい・・・。

第八の言葉、疲れた。

「疲れた」と、10回叫べば癒されるような気がして叫んでみた。


「疲れた疲れた疲れた疲れた疲れた疲れた疲れた疲れた疲れた疲れた!!」





10倍疲れた気分になった。