前から疑問なんだけどなんでこういうパンク系のジャンルは音楽性について長々と語るものではないという風潮があるんだろう。今の時代、人間性やメンタルアティテュードがそんなに重要だとは思わない。誰でも発信できるようになった今、人気がないって事は良いバンドがいないか発信力がないだけだ。オーバーグラウンドもアンダーグラウンドも次世代を担う新たな才能が次々に現れてきている。ポップ主義から来るメロディ回帰であったり、ポップパンクのメロディック化など、メロディック再評価の流れもじわじわと来ている。日本におけるその大きな流れの始まりとしてこのアルバムが大きな意味を持つような気がしてならない。"Melodic Punks Not Dead" なんてのは過去の栄光にすがるバンドではなくて、彼らのように時代を作って行く存在こそ発するべき言葉だ。
01.Wings of Hate 02.Erin´s Song 03.Cast Away 04.Heila 05.Cool Thing 06.Jungle Army 07.Katie 08.Psychonight 09.Interlude: Sabus? 10.Sin 11.Wilhelm´s Kingdom
01.Come Thou Fount Of Every Blessing 02.棚の最上段 03.Vivyan 04.手紙 05.貴女の手の温み 06.花火 07.たかちゃん - 生きる
2013年に引退していたYAMANEがラッパー復帰ということでLOW HIGH WHO?よりミックステープをリリース。うれしすぎる。独特のブルージーなフロウがもうさらにネクストレベルです。 タイトル通り様々な愛をテーマに作られていて、Dragon Ash「Summer Tribe -Komorebi Mix-」をジャックした「棚の最上段」では昔話をしつつ友愛を描き、「Vivyan」では家族愛、Drake「Fireworks」をジャックした「花火」では恋愛を描きます。 そして最後の「生きる」ではどうしてもwonderboyを思い出してしまいます。 何はともあれおかえりなさいと。夏リリース予定のミックステープも楽しみにしています。
■Post Modern Team「This Time Passing」 [Japan,IndiePop]
01.This Time Passing 02.Listen In The Time 03.Hypnotized
ネットレーベルAno(t)raksがフィジカル中心へと移行するらしく新レーベルを立ち上げ。ネット音源リリースの中心は+Ano(t)raksになるそうです。そのレーベル第1弾リリースはお馴染みPost Modern Team。どの曲も安定のクオリティなんですが全体的に少し黒さが増したような雰囲気。先行配信されていた「Listen In The Time」の絶妙な80'sっぽさが素晴らしいです。フィジカル含めAno(t)raks周辺には今後も期待ですね。
■Beagles「The Fantastic Escape」 [Japan,PsychePop]
01.Blue blue 02.yonayona 03.Siren of silence 04.Deep blue 05.Sunset sunset 06.Resonance Circuit Dance 07.Sun Sun Sunday 08.Tommorow
メンバー流動型・男女混声サイケポップグループBeaglesの6thアルバム。長野の地ビールメーカー ヤッホー・ブルーイングから着想を得て作られたアルバムらしいです。サイケやエレクトロニカっぽいサウンドがありつつも「Sunset sunset」「Sun Sun Sunday」の2曲が極上のポップソングで良いですね。とりあえずヤッホー・ブルーイングのビール飲んでみようと思います。
01.Children 02.4月のマーチ 03.Jungle 04.Lesson 05.P 06.It's So Fine 07.涙の上海ナイト
邦楽インディやテン年代シティ・ポップという謎の括りに皆うんざりしてきているのかもしれない。インターネット上の膨大な音楽を消化した上で次々に現れる新たな才能に対して、もはや誰もがその定義を把握出来ぬまま日々拡大し続けている。 その定義とされているものをいくつかあげるなら、インターネット発信、虚構性、パーティー感、遅めのBPM、アイドル的ノンジャンル手法、90年代J-POP的ブラックミュージック、明確なビジョンを持った戦略的プロモーション、そして女性メンバー。その全てを押さえたAwesome City Clubという存在は雑多な定義を全て過去のものに変えてしまうような空気すら醸し出している。
メンバー構成とコンセプトを確立した上で活動を開始し、意図的にレコード会社争奪戦を引き起こしたACCによるメジャーデビューアルバム「Awesome City Tracks」。既に彼らのブレイクは確約されていたけれど、それをコントロールし着実に自分達のものにする素晴らしいアルバムを作り上げてきた。インディペンデントな活動が主流となる中、メジャーで売れることが一番おもしろいと判断した彼らの思い通りにきっと全ては動いていくのだろう。
マイフェイバリットバンド女子ランキング独走中のPORINさんの赤いワンピース姿がかわいい「Children」はどのジャンルにも振りきらないバランスの、ある意味最も彼ららしい曲。PORINさん生着替えMVが話題の「4月のマーチ」は脳内メルヘンな世界観と、マスアピール見え見えなプロモーションにあざとさが見え隠れする。 iTunesで先行配信された心地よさに酔ってしまうような「Lesson」はPORINさんコーラスが素晴らしいし、PORINさんの小悪魔的一面が顔を出す「P」や、唯一の新曲「It's So Fine」はトレンディーな架空のディスコで踊るPORINさんをイメージさせる。これだけのキラーチューンを並べつつチャイナドレス姿のPORINさんが出演するMVの製作が待たれるチャイナポップ「涙の上海ナイト」の大団円っぷりが泣けてきてもう頭が上がらない。PORINさん…。