[UnitedStates,Funk/Soul]
01.Intro - The Lonely Empire Symphony
02.Set You Free
03.She Creeps
04.Groove With You Pt.1
05.E.D.E.N.
06.Re: Sherry Lee
07.Like No Other
08.Groove With You Pt.2
09.Angel
勢いの衰えないFuture Funk/Nu Disco。しかしエレクトロやアイドル界隈が良曲を連発しSoul方面のアプローチはあまりなかったように思えましたが、ここにきてやばいのが来ました。
#1からDaft Punkを彷彿とさせるボコーダー使い、と思えばそれ以降はソウルフルな美声を披露。#2の最高さ溢れるパーティー感や表題曲#5の異常な気持ち良さ、スラップベースが心地よいダンサブルな#6など一枚を通して本当に素晴らしいアルバムでした。
しかしフューチャーファンク界隈そろそろ出尽くしている感はあるので次のステップも気になるところです。
■LASTorder「Your Childhood Dream」
[Japan,Electonica]
01.Who is
02.I Am Falling
03.Pure
04.This Land Flows With Songs
このアルバムを一言で表すならドリーミーっていう言葉以外見つからない。
昨年リリースされたUnreal Dialogueも良いアルバムでしたが、このEPではたった4曲ながらとらえどころのない美しい音が聴き手を夢見心地にさせてくれます。アコースティックギター、浮遊感のあるボーカル、ドラムと徐々に音が重なり合っていく展開を見せる#4は特に最高です。
驚くべきことに彼が若干21歳ということ。日本の音楽シーンは全然明るい。
■miii「Everything Happens To You」
[Japan,Neurofunk/GlitchHop/Breakcore]
01.Everything Happens To You
02.Structured Strings
03.Dipped Pops Future
04.The Automatic Scatter Machine
Maltine Recordsから今年一発目のリリースはmiii。Xanopticon来日の際に彼のDJを見ましたがブレイクコアやドリルンベース中心のアグレッシブなセットで圧倒されました。しかし彼はもう次のフェーズへと入ったようです。
Jersey ClubやNeuro Hop、Glitch Hopと幅広くクロスオーバーし1曲の中に数曲分のアイディアを詰め込んだような展開。7分前後の曲が並びますが時間を感じさせず難解なイメージを与えないポップさを兼ね備えているところにセンスが光ります。
フリーではありませんが、彼とLASTorderはThe Wedding Mistakesというポストロックプロジェクトもしているのでそちらもぜひ。
■Sound of Seasons「Red Walls EP」
[Australia,Alternative/Emo]
01.October 21
02.Tried My Best
03.A Life Once Led
04.The Only One
05.See The Light
オーストラリアはシドニーのオルタナティブロックバンド。オルタナを自称していますが00年代エモ色が非常に強いです。
キャッチーなメロにハイトーンボーカルのハモりを強調したくどいエモさ。くどくなりすぎないコンパクトな長さと、全曲シングルカット出来るような完成度が素晴らしいですね。特にメロが完成されていて聞きやすく、エモ好きではなくても気に入ると思うのでぜひ。
■Soft As Snow But Warm Inside「A Thav」
[Japan,SynthPop/DreamPop]
01.Intro (When The Nightmare Begins)
02.Vogue (New Mix)
03.Asymmetry
04.Isometry
05.When The Nightmare Ends
06.Symmetry [Mew cover] feat. Kai Takahashi
07.Yrtemmysa
08.Asymmetry (Akoustik Shadow Remix)
09.Vogue (The Somedays Remix)
10.Isometry (NRM wp-w3w.t remix)
11.When The Nightmare Ends (+0m+0m Dub)
12.Asymmetry (NRM wp-w3w.t remix)
13. Vogue (White Morning Dub)
日本のシンセポップデュオS/A/S/B/W/Iが今年2月に活動休止を発表しました。それに伴い既存曲と未発表曲をコンパイルしたアルバムをリリース。
彼女達の音源に初めて出会ったのはAno(t)raksのコンピUpwards and Onwardsに収録されていたWhen The Nightmare Endsという曲でした。煌びやかなシンセに透明感のある女性ボーカルと、彼女達の日本人離れしたセンスはリリースの度磨かれていたように思います。
これから大きく広がっていくであろうシーンの重要なピースがなくなってしまうのはもったいないですね。残念ですがソロプロジェクトとして今後も活動するそうなのでそちらに期待しようと思います。
■その他
FORUS「War's Not Over, I've Just Found The Flag」
[France,MelodicHardcore]
Glad You're Gone「Hopeless Heart」
[Japan,PostHardcore]
Joe Craze「The Way I Feel」
[UnitedStates,HipHop/NeoSoul]
Lux Familiar「Mistkäfer」
[Poland,Juke/Footwork]
PARKGOLF「瞬間最大風速(feat. さくらゆら)」
[Japan,Electronic/Kawaii*]
World Class Art Thieves「Love 4 You」
[UnitedStates,Electronic]
一十三十一「ウェザーリポート(Littlescare loves me? Re:edit)」
[Japan,House]