食べ放題の店で、食べ残しがあるから追加料金をいただきますと言い張る店と、それを受けてわざと皿を床に落として「あっ 全部こぼれた！」と言い張る客、という人類史上最低の戦いをみた。
病院で診察待ち中、辛そうにしてる子どもを「すぐ治るからね」と励ましてる親がいたんだけど、その最中に僕が呼ばれて立ち上がったら、「見てて、あの人も診察が終わったら元気になってるから」と、いきなり希望を担わせてきたので、診察室を出る時に心持ちスキップ気味に出た。親子いなかった。
小さい時ご飯粒残してたら親に「お米1粒作るのに1年かかるんだぞ！100粒作るのにどれくらいかかるんだ！」と言われて、100年て答えたら「1年に決まってんだろ！」て訳の分からない怒られ方をされたのを思い出した。
スーパーでご夫婦がものっそい激しい怒鳴り合いしてて何事かと思ったらお子さんのプレゼント今日渡すか否かだった。旦那さんの「お前サンタさんフライングで来たらおかしいだろうがよ！！」がじわじわきてる。奥さんの「だってサンタさん明日仕事で遅いじゃん！！」もじわじわくる。
交差点でお母さんらしき人が小さい女の子に「はい、青になったから右見て、左見て…手をあげて渡るのよ」と教えてたら「お母さん、でも皆あげてないよ？」と反論されて「皆はもう極めたのよ」と即答してた。知らぬ間に僕たちは達人になっていくのだ。
電車で化粧している人を見るたび、斜め前に座ってた知らない人が、化粧して段々先輩になっていったことを思い出す。
嵐のイベントがあったのか帰りの電車で女子が「松尾芭蕉が生きてたら松潤は美しいとしか言えないと思う。松潤や ああ松潤や 松潤や」という謎の褒め方をしていた。
今年の初詣で、彼女できますようにってお願いしたら自分の周りの奴がどんどん彼女持ちになっていったから、来年からはお願いに主語いれようと思った。
ゴリラは心優しい生き物だから相手を傷付けるのはタブーで、しかもゴリラは頭の良い生き物だからウンコが汚い事もわかっていて、触るのは嫌なのにその犠牲をはらってでもやらなければならない時にウンコ投げるらしいカッコよすぎるだろ。
「サルでも分かる人権擁護法案」って本があったけど理解したところで自分に人権がないって気づくサルかわいそうすぎる。
前に「バナナ食って裸で太陽に向かって走ったら鬱病は治る！」ってtweetしたら色んな人から「鬱病舐めんな」って云われたけど、ひとりプロフィールにお医者さんと書いてる人が「全力でセロトニンを生成するつもりだ…」とコメントしてくれてた。
悪口言った後に「気分を悪くされたのであれば謝ります」ってなんだよ。なんで急に常識人になってるんだよ。いきなり殴りつけて「痛いのでしたら謝ります」で許されると思ってんのかよ。なにをどうマイルドにしたいんだよ。
ヒーローショーでは「ちびっ子に否定語は使わない」という約束がある。例えば 立たないで→座って見てね 走らないで→ゆっくり歩いてね。これは否定語だけだと子供にはどうしたら良いか伝わらないからして欲しい具体的な行動を伝える。毎回は難しいけど、子供の教育にも心がけたい言葉ですね。
だれかの成果に対して、そこに至るまでの努力も知らないくせに「才能があっていいなぁ」とか嫉妬することがある。そして後になってたくさん努力あってこその成果だと知る。そうするとこれまた「そこまで努力できること」に対して嫉妬してしまう。隣の芝はいつまでも青い。
「勉強より大事なことがたくさんあるんだよ」とか言い出す人、我々が勉強のために勉強してるとでも思ってるのか。勉強より大事なことのために勉強してるに決まってるでしょう。
「こうなりたい」と それに挑む力より「こうはなりたくない」と逃げる気持ちの方が強いから幸せになれないんだ。
情報が咀嚼に先行し、感覚が認識に先行し、批評が創造に先行している。
by 村上春樹
人間は不安であるほど、自信がないほど、何かにしがみつくように思う。自分を特徴付けてくれる何かを欲するのだけれど、そんなものなんて大体は持ち合わせて無くて、だから自分で演出する事になる。自信が無い時、僕は声が大きくなる。
by 為末大
人生には一夜だけ、思い出に永遠に残るような夜があるにちがいない。誰にでもそういう一夜があるはずだ。そして、もしそういう夜が近づいていると感じ、今夜がその特別な夜になりそうだと気づいたなら、すかさず飛びつき、疑いをはさまず、以後決して他言してはならない。
by レイ・ブラッドベリ
はじまるわね。新しい場所、新しい事、新しい人。大変よね、不安よね。あのね、少しだけ思い返してみて、離ればなれになった友達を。道は違うけど、同じ不安よね。だからこう思って。みんな頑張って、わたしも頑張るよって。きっとね、みんなもあなたを応援してるわ。さあ、頑張りなさい。
by リトルミイ