もっとゆっくり生きよう | ホワイトマムの急性リンパ性白血病日記

ホワイトマムの急性リンパ性白血病日記

2005年の春に急性リンパ性白血病を発病し、化学療法のみで10年。
「これで病気ともお別れね」と思った矢先のホワイトマムに起こった出来事は!?

今朝は、少し雲を乗せた普賢岳と、山肌までくっりきとした金峰山や阿蘇の山々の姿が美しく、しばらくの間手すりにもたれてその風景に見とれた。


強い日差しに照らされた家々を見ていると、7階の病室から来る日も来る日も見ていたあの街の光景がよみがえってきた。


あの頃の思いがよみがえる。

窓の向こうに広がる街並みを眺めながら、鳥になりたいと思ったあの日。


ふと、もっとゆっくり生きよう、と思った。