今私は会社を早期退職して新たな仕事に就くため職業高等訓練校で住宅デザインの勉強をしています。今日も一日製図作業で疲れました。早めに寝て明日も頑張るつもりです。ちょっと風邪気味ですが!!!
皆さんはこんな経験は無いだろうか。この場所は昔来た事がある、今の場面はは経験した事がある。何か変な感じだ?よく言う既視感(デジャビュー)である。
経験した内容は脳の海馬に記憶される。経験はパーツとして記憶されその状況は経験のパーツが組み合わされて思い出すらしい。よく思い出す経験はこれらのパーツを拾い出す回路がつながり易くなっている。しかしあまり使わないパーツは一つのパーツとして海馬に残っている。例えば旅行に行く。ある風景でここは昔来た事があると感じる。風景は草原の中に続く「真っ直ぐな道」「大きな木」「真っ青な空」。海馬に残ったあまり使わない過去に記憶した一つのパーツが今見ている、又は経験した事と一致するとデジャビューが起こるらしい。脳とは不思議なものである。

もう20年前くらいだろうか? 渓流釣りに凝ったことがあった。毎週末、かなり遠くまで友人と出かけた。雑誌に良く釣れる渓谷がが出ていた。早速二人で行ってみた。かなり山奥の渓谷である。途中、上半身裸になって体に何か塗っていた。真夏のことだ。日焼け止めかと思った。釣れそうな場所を見つけ谷底まで山道を歩いて降りた。かなり深く30分程はかかっただろう。下に降りて二人で釣りの準備を始めた。少ししてお互いの顔に黒いものが所々に付いている事に気付いた。よく見ると山ビルだった。山の日の当たらないじめっとした木に住んでいて上から落ちてくるらしい。お互いに顔のヒルを取り合った。シャツの下を見ると体にも付いている。驚いた二人は走る様にして谷を抜け出し近くの露天風呂に入った。まだ体にいくつかのヒルが残っていた。途中で見かけた人は石鹸水を塗っていたようだ。あとで聞いた話だが石鹸水を塗るとヒルが吸いつかないらしい。その後今日までそこには行っていない。

同じ映画を観ても若い頃と今では受取り方がかなり違う。高校の頃「卒業」という映画を観た。つい最近DVDを借りた。あの頃はハッピーエンドな映画だと思った。最後のシーンでバスの中で二人の顔がフィードされている。ダスティンホフマンの表情はこれからの生活に不安がある様に見えた。彼の本当の人生はここから始まるのだと感じた。
数年前、海外旅行のツアーでヨーロッパへ行った。パリでパスタを食べた。たいていの日本人はスパをフォークに巻いて食べる。現地の人はスパを細かく切って食べていた。
日本人らしき人にはフォークとスプーン、現地の人にはフォークとナイフが出されていた。