夕暮れ時からぽつぽつと燈り始める灯り
誰のための灯り
暗い夜道を照らすあたたかい光
夜を安全に、快適に過ごすためのものだったはずだけれど
それを愛でる楽しみも生まれた
高いビルの谷間も鳥の目から見ればミニチュア
地上で見る心強い背の高い街灯も
高見から眺めるとキラキラ光る小さな宝石のように見える
人々の営みの灯も距離を置いてみると
ひとつひとつが美しい光の粒のよう
そのひとつひとつがどうやって輝いているのかは
本人にしかわからないけれど
人生も離れた視点で客観的に見てみると
それぞれに光輝いて見える気がする
距離を置いて見えるもの
すぐそばでしか見えないもの
どちらも本質で、どちらもある一部分を切り取った側面で
全部を知りたいって思うのは欲張りなのかもしれないけれど
それでも望んでしまう