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大前賢一さんの
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知の衰退からいかに脱出するか
(光文社 2009年1月23日発売)
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本を久しぶりに読んだ。
数十ページ読んだ時点から、読み飛ばした。
全体としては、正直面白くなかった。
批判的な話が多すぎるのと、その批判の的が当たり前の話すぎてつまらない。
新しい知見を得るものではなかったが、振り返りといった意味では良いのかも知れない。
同感できなかったのは、古典を知ることは必要ないという所。
古典を知ることは決して意味のないことではないと私は信じている。
この本で唯一心に留めておくべきだと思ったのは、情報化についての言及。
「情報が容易に入手できるようになってから、思考しなくなったというネットの悪影響は今更あれこれ言ってもしょうがない。これまで多くの時間を要していた知識獲得のために使っていた時間を今度は思考に使えばよい。」
こんな内容が書いてあった。
確かに、ググってレポートを書いたりしてきたので耳が痛い。
意識して思考する時間を確保しようと思った。
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大前 研一さん(おおまえ けんいち 福岡県生まれ )
日本の経営コンサルタント、経済評論家、社会起業家。
特定非営利法人「一新塾」創立者。カリフォルニア大学ロサンゼルス校教授、株式会社大前・アンド・アソシエーツ代表取締役、株式会社ビジネス・ブレークスルー代表取締役、ビジネス・ブレークスルー大学院大学学長。アメリカ合衆国マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科博士課程修了。学位は工学博士(マサチューセッツ工科大学)。 BY Wiki