また、あの頃のように・・・
10月に入った頃、高校時代の友人からグループLINEにメッセージが来ました
『どうしても観て欲しい映画があるの!
もう直ぐ終わっちゃうけど時間を作ってどうしても観に行って欲しい
映画観たら急に会いたくなっちゃった
いつまでもずっと友達だし、ずっと大好きだよ~』 と。
おいおい、何だよ急に・・・キモイんですけど(笑)
友達の言う映画を調べてみた所、ちょっとイマイチな感じ・・・
わざわざ映画館に行くほどの映画なのか??
と、疑問に思うような内容・・・
でも、お願いをする位なんだから観に行かなきゃ・・・
映画館での上映時間を確認すると、もう上映期間が終わりかけだったせいか
1日1上映しかしてない!しかも朝8:20上映開始の回のみ(笑)
面倒臭いなぁ~・・・
と思いながら、8時前に家を出て映画館に行って来ました
映画好きの娘に声を掛けた所、ちょっと気になっていた映画だと言うので
娘っ子も道連れです
強い気持ち・強い愛
あらすじ
2011年の韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』を『モテキ』の大根仁が映画の舞台を
80年代の韓国から90年代の日本に移しリメイク。
日本中の女子高生がルーズソックスを履き、空前のコギャルブームに沸いた90年代。
そんな時代を共に過ごした女子高生の仲良しグループ「サニー」のメンバー6人は
20年以上という時を経て、それぞれの問題を抱える大人になっていました。
主婦の奈美は、久しぶりに親友・芹香と再会しますが、芹香は末期ガンにおかされ余命宣告されている状態でした。
「死ぬ前にもう一度だけ、みんなに会いたい」という芹香の願いを叶えるため
奈美はかつての「サニー」のメンバーを探すことを決意します。
とにかく私のドンピシャ世代
↑この画像を見ただけで涙が出てくる人は、当時女子高で青春を謳歌した人間違いなし
ルーズソックス履いて、ミニスカート履いて、ラルフローレンのニット着て
me janeのショップ袋持って、LEGALかハルタのローファー履いて、プリクラ撮って
使い捨てカメラ、ソックタッチ、ガス式のコテは必需品で、サブバッグにチュッパチャップス入れて・・・
映画に出てくる全ての小道具等が見覚えのある懐かしい物
私は私立の校則に厳しい女子校だったので、学校近くになると指定の靴下に履き替え
スカートも膝丈に直していたけど、登下校スタイルは正に画像のまんまでした
教室に入ると『おっぱよ~ん』と言って皆おっぱいタッチがお決まり・・・(女子校あるある)
朝の挨拶だけじゃなく、友達を呼ぶ時ですら肩を叩く感じで『ねぇねぇ!!』の、おっぱいタッチ
よって、3年間で何万回触られた事か(笑)
共学の学校に通っていた人には絶対分からない
女子校でしか経験できない雰囲気がリアルに描かれており
とにかくとにかく懐かしくて終始大号泣
映画中、泣き過ぎて何度も嗚咽が止まらなくなり、横で観ていた娘にめちゃめちゃドン引きされました(笑)
ハンドタオルがこれ程涙で濡れた事も初めてって程の号泣
早朝の映画なので人が少なかったから迷惑掛けずに済んだけどね
お祖母ちゃんと映画を観に行く時、昭和の初めの頃の映像が出ると
懐かしんで泣いたりする意味が初めて分かりました
映画の中のSUNNYのメンバーも6人ですが
私達も高校時代は6人グループでした
キャラクターなんかも結構私達と被っていたし
カラオケの選曲なんかも見事に同じ
(皆でカラオケ行くと小室哲哉プロデュ―スの曲が9割で歌ってたな~)
最終的にSUNNYのメンバー1人が癌で亡くなり5人になるわけですが
私達のメンバーも1人が交通事故に遭い、もう今後会えそうになく、今は映画と同じく5人
あの頃には想像できない今の現実
切ない現実まで被ってるよ・・・
映画を観終わると私も直ぐに友達に連絡したくなり・・・
映画を観た事、大好きだと言う事、直ぐにでも会いたいと気持ちを伝えました
人生で1番泣いた時間がこの映画上映間になるとはね・・・
自分でも予想外で本当に驚きましたが
タイムマシーンに乗って時間旅行をしたような時間を過ごしました
泣ける場面じゃない登校シーンだとか、カラオケボックスで歌ってるシーン
クラスでSUNNYのメンバー6人が集まり、たわいない会話をしている時
私が嗚咽するまで泣いた理由を娘に説明しましたが
今の娘には分からないだろうな・・・
娘が今の私くらいの年齢になって初めて泣けるんだと感じました
映画を機に連絡が取れなかった友達1人を探し出す事にも成功
会おうと思えばいつだって会えたのに・・・
それぞれ個別には会っていても、5人が揃ったのは私の披露宴以来だから
21年もの時間が経ってしまいました
(4人では会っていましたが5人では久々)
今回も皆の家の中間地点である川崎に集まり
予約していたマンゴツリーでランチをしながらの再会です
連絡が取れなかった友達1人とは21年間全く会って居なかったので
お互い分かるかな・・・と不安に感じていたのもなんのその
一目見た瞬間に泣きながら抱き合ったオバサン2人(笑)
まんまじゃーーーーん(笑)
涙を流しながら大爆笑で抱き合える友達
20歳だったあの時から急に41歳のオバサンになっちゃったけど
何も・・・何も変わっていなかった事がとにかく嬉しい
5人の女子が集まれば話が途切れる事は無く・・・
誰かが止めてくれないと永遠に話しは尽きません
ラゾーナ内に高野フルーツパーラーがあったので
場所を変えてここでも昔話や今の自分達の話しで盛り上がりました
(もう1人のメンバーの話しが1番多かったかな)
5人中、映画を観たのは3人
2人は仕事の都合で観る事が出来ないうちに映画が終わってしまいました
DVDが出たら、何処かで一緒に観ようと言う話になり
最後にまたあの頃のようにプリクラを撮って〆る事に
ネットで探した所、ラゾーナ内にゲームセンターがあったのでプリ機を探すも・・・
並んでいるのはみんな若い子ばっかり
操作の仕方も昔の単純なプリとは全然違う為、皆で試行錯誤頑張ったけど
スタンプやペン書きも出来ないまま時間制限となり、ただただ普通に撮って来ました(笑)
(家族で撮る時は操作全般娘担当なので、私は無知です)
Blogにそのままプリを載せるわけにはいかないので
スマホアプリでイラスト風に加工してみました
(イラスト風にしたら顔のパーツが少しズレちゃった人が居るけど
実際はズレていません)
女子高生時代にもよく撮ったね
手帳に貼ったり、プリクラ帳に貼ったり、色んな所にペタペタ貼ってたっけ
プリ機に入って自然に立って撮ったのに・・・
不思議とみんな昔の立ち位置でした(笑)
今はルーズソックスも履かないし、ミニスカートも無理、使い捨てカメラも20年以上見ていないし
me janeのショップ袋は100枚以上持ってたけど全部捨てて1枚もない
あの頃の当たり前が・・・
今は何も残ってない
だからこそ映画を観て泣けたのかな
全然変わってないのは5人で集まった時のあの頃の雰囲気と笑顔
強い絆と切れる事のない友情だと感じました
あの頃、未来について皆で話した事がありました
結婚しても、お母さんになっても、オバサンになっても、お婆ちゃんになってもずっと友達で居ようね
そんな約束、簡単に果たせると思って居たけど
大人になった今、それがそんなに簡単じゃないと感じるので
まずは健康に気を付けながらお婆ちゃんを目指そう!!
5人中、2人が乳がん検診に引っ掛かり部分切除をしていると聞き
若干鳥肌が立った・・・やっぱり何より健康優先です
あの頃は健康なんて考えもしなかったのにね(笑)
最後に・・・
とにかくSUNNY最高でした!!
人生1泣きました
スクリーンの向こう側にルーズソックス時代の自分がいて
今の自分にエールを送っているような感じがしました
当時、私と同じ世代で同じ様な青春時代を過ごした元女子校生の方!!
もう映画館では上映していないけど、DVDが出たら絶対観て下さい
手元にタオルをお忘れなく
※共学に通ってた友達にこの映画の事を泣きながら説明したところ
全く共感してもらえなかったme janeって何?とか言われたし・・・
よって、この映画で泣ける人はほんの一握りかも・・・
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当時、洋服は基本的に渋谷109、新宿アルタ、横浜SOGO、川崎アゼリア
店舗によって売れ筋が変わるので、皆でお店をハシゴしていました
(me jane ・LOVE BOAT・L.D.S・LB-03・BAHAMA PARTYで買いまくり~
今はもう殆どのブランドが潰れてないそうです・・・)
でも、受験期の頃から皆揃って遊ぶ事もなくなったっけ・・・
実際、6人で一緒に過ごしたのなんてほんの2年程なんだけど・・・
人生の最も濃い時間を共にしてたから強烈なインパクトなんだよね
この映画の監督は、間違いなく私達と同じ世代の女子高出身者だと思い調べてみた所
49歳の男性でした~超意外でビックリでした~(笑)