北陸鉄道石川線 準急 急行 設定案 | 武蔵高速鉄道

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大宮と新所沢・小手指を結ぶ架空鉄道のダイヤを制作したり、現実の鉄道ダイヤに賛否したり。好きな種別は区間快速!

 現在は北鉄金沢から内灘へ延びる浅野川線6.8kmと、野町から新西金沢を経て鶴来へ至る石川線13.8kmが存続しています。

 浅野川線は列車交換が出来る駅が三ツ屋駅のみですが、線路長が短いので朝は22分間隔、日中30分間隔で運転されてます。

 一方石川線は、新西金沢・額住宅前・道法寺で列車交換が可能で、最大20分間隔での運行が可能です。日中は過剰輸送なので40分間隔ですが、完全均等化(00分発→40分発→20分発みたいな)されてないので見映えの悪さはあります。

 北陸新幹線敦賀延伸後に浅野川線14時台と石川線16時台に乗車しましたが、現状のままでも座席の半分が空いている位の混雑率なので本数的に十分です。

 

 …と、これで終わりでもいいですけど、40分間隔は京成のアクセス特急みたいに、時刻表無しで狙って乗るのが難しいと思うので、改善策を提案していきます!各駅停車を60分間隔で運転すれば、覚えやすくて運行本数も減らせるので赤字路線にはうってつけですが、地方の民営都市鉄道でも30分間隔は欲しい事、鶴来まで乗り通す客が多かった事を踏まえ、30分間隔のダイヤを作成します。

 

石川線の所要時間を示すと、30分間隔には向いて無いことが分かります。野町~額住宅前・額住宅前~鶴来(新西金沢~道法寺)を最低でも14分で走行しないと時間調整の無い30分間隔は組めません。(交換設備をフル活用すれば組めますが、所要時間が10分伸びます [例]江ノ電の14分間隔化)

野町

5分

新西金沢

10分

額住宅前

10分

道法寺

8分

鶴来

 

 かつての石川線では、昼間時の全列車が押野・野々市・曽谷・小柳を通過(準急)することで列車交換駅間の所要時間を短縮し、30分間隔での運行を可能にしてました。押野・野々市・曽谷・小柳の4駅は日中全列車通過ですから、京浜東北線快速みたいな運行形態を平行路線の無い(バスはある)地方でやってたので驚きですね。押野・野々市は都心部直通のバスがあるから、曽谷・小柳は周辺人口が少なかったかららしいです。

 
 つまり通過運転を再導入すれば時間調整の無い30分間隔が組めますが、全列車準急運転は押野・野々市・曽谷・小柳が可哀想なので、60分サイクルに各駅停車1:急行1とします。
 往路が急行、復路が各駅停車となる運用で、急行が野町~鶴来を25分程度、各駅停車が31分程度で走行します。停車駅は、列車交換可能駅+野々市工大前駅。利用者数的には額住宅前より乙丸、道法寺より井口のほうが多いですが、、、