javaで入力処理を行うときは必ず最初は文字列型で入力され指定した型に型変換することで数値型を使用可能にしている。
しかし最初が文字列だということはキーボードにあるキーは理論上何を打ってもエラーにはならないので数値変換のときにアルファベットを入力するとコマンドプロンプトでエラーを出して警告する。
このエラーはコンパイル時にエラーにはならずそのときそのときに例外的にエラーをだす。これを例外処理という
■使用法
try {
例外処理が発生する可能性がある処理
}catch(例外クラス) {
発生した場合の処理
}finally {
共通部分(発生の有無にかかわらず実行する)
}
finallyの部分は省略可能
■例外クラスの種類
Exception :すべての例外処理を受け取る(よくわからないエラーがでる場合)
IOException :入力出力の例外処理
NumberFormatException :文字列を数値に変換する例外処理(数値入力にアルファベットなどを入力した場合)
ArrayIndexOutOfBoundsExceptoin :配列の添え字に要素数よりおおきい数字を指定したときの例外処理(マイナスでも例外処理)
ArithmeticException :ゼロ除算(割り算の除数に0を指定した場合)
NullPointerException :空オブジェクトを参照したときの例外処理(クラス配列など)
FileNotFoundException :ファイル読み込みで指定したファイル名が存在しない場合の例外処理
ほかにもネットワーク系クラスなどさまざまなクラスに例外クラスが存在しています