ソファーに腰掛けていた私の隣に、
彼がそっと身を寄せてきた。
話し出す私に、我慢できないという彼の気持ちが
ものすごく伝わってきた。
次の瞬間、バスローブの隙間から
熱い指先が忍び込み、胸元に触れる。
いつになく激し雲止める彼に
全身が震え、声にならない吐息が漏れた。
さらに彼の手は、太腿の内側へとすべり込んでいく。
その動きに合わせて呼吸が乱れ、身体の奥がじわりと熱を帯びていった。
「ねぇ、もう触りたいの?」
「もう…我慢できない」
耳元に落とされた低い声が、痺れるほどの刺激となる。
唇が重なった瞬間、世界が音を失った。
彼の舌が深く絡みつき、私の意識を溶かしていく。
左胸に伸びた手が、敏感な先端を確かめるように転がす。
「あっ..んっ」
舌先がそこに触れた瞬間、思わず声が零れ落ちた。
いつも以上にせめてくる
舌先で何度も何度も転がされ
明るい部屋の中、すべてが見えてしまうことが恥ずかしくて──
でも、その視線を浴びながら感じてしまう自分がいた。
「軽井沢の朝も…もっと明るかったよね」
彼の囁きに、顔が熱くなり、隠したいのに隠せない。
そのままベッドへと移される。
彼の手に導かれ、脚が開かれると、熱を帯びた視線がそこに注がれた。
恥ずかしさに震える間もなく、彼の唇が触れ、声が押し殺せず漏れた。
「やだ…もう…」
言葉とは裏腹に、身体は彼を求めてしまっていた。
重なり合う瞬間、奥まで届いた衝撃に背中が大きく反り返る。
浅く、深く、繰り返される動きに、声を押さえきれなくなる。
彼の呼吸も荒くなり、何度も「やばい…」と呟きながら私を求め続けた。
やがて、互いの限界が重なる。
「もう…一緒に…!」
その言葉と同時に、全身が痙攣するように震え、
彼と私の声が重なり合い、同じ瞬間を迎えた。
熱と余韻に包まれながら、彼が息を切らしながら言った。
「絞られるみたいで…我慢できなかった」
その言葉が耳に残り、胸の奥まで甘く響いた。
──3週間ぶりの再会は、
記憶に深く刻まれるほど激しく、
そして愛おしい夜となった。

