2人目を出産してから、
私は夫に、ある言葉を伝えました。
「このまま、ずっと関係がないなら…
私は“浮気をしない”という自信はないと思う」
それは、脅しでも責めでもなくて。
ただ、自分の正直な気持ちでした。
夫は驚いた顔をして、少し黙ったあと、
こう言いました。
「わかった。そうならないように、ちゃんとする。
…もし、自分が変われなくて、
お前が浮気することになったら、
それは自分が悪いから仕方ないと思う」
今でもその言葉を、鮮明に覚えています。
彼なりに真剣だったのだと思います。
でも私は、その時すでに、
「もう期待してはいけない」と
どこかで感じていました。
彼は昔から、「やる」「わかってる」と言っても
実行できない人でした。
それは性生活のことだけじゃなく、
日々の生活全般においても。
たとえばスマホのゲーム。
長女の妊娠前、課金で100万円を
使い込んでいたことが発覚しました。
もう二度としないと約束したのに、
子どもが生まれてからも、
また同じことが繰り返されました。
私たちの生活はギリギリで、
節約して、切り詰めて、
なんとか毎月を乗り切っている状態。
それでも彼は、目の前の欲求や快楽に、
抗えないままでした。
そんな日々の中、結局、
私はその後7年間、ずっとセックスのない生活を
続けていました。
そう。夫は変わらなかったんです。
「わかった。そうならないように、ちゃんとする。
…もし、自分が変われなくて、
お前が浮気することになったら、
それは自分が悪いから仕方ないと思う」
夫がこう言ってから7年の月日が経ちました。
私たち夫婦はセックスレスの解消は
結局できませんでした。
2020年に綴ったものです。
詳しく書いています
↓↓↓
もちろん、子育てに追われる忙しさはありました。
夫も、子どもたちには優しく、
“イクメン”と呼ばれてもおかしくないような
父親ではありました。
でも、私にとってはそれだけでは足りなかったのです。
「母親としての自分」は満たされていても、
「女性としての自分」は、
確実に枯れていくのがわかりました。
誰にも言えませんでした。
夫が育児をしてくれることにすら、
感謝しないといけない。
そんな日々を過ごしている中で、
「セックスがない」なんて贅沢な悩みだと、
思われてしまう。
でも、私はただ、
「女性として愛されたい」
そう願っていただけなんです。
そんな自分に、罪悪感を抱く日もありました。
母であるのに、女の顔を求めてしまうこと。
家庭があるのに、寂しさを感じてしまうこと。
──それでも、ある日、気づいたのです。
このままでは、自分が壊れてしまうと。
きっかけとなった出来事が、ひとつありました。
詳しくは、過去のブログに書いています。
この記事から読み進めていただけると
今の私に繋がっていきます。
Oさんとの出会いが私を変えてくれました。
この出来事を通して私は、
「もう一度、自分を取り戻したい」
「変わりたい」
そう心の底から思いました。
7年間、我慢し続けた私が、
ようやく、“自分の人生”に目を向け始めた瞬間でした。
そしてこの先、私は「誰かの妻」でも「母」でもない、
“自分自身”としての一歩を、
踏み出していくことになります──
この続きを、どこかでちゃんと
書いてみたいと思っています。
一旦、【セックスレスの現実】の記事は終了です。
結婚してから、最初に6年のセックスレス。
その後、2人の子供を授かるために
片手にも満たない数回の営み。
2人を出産後この期間3年。
そして、その後の7年。
この時点で計16年。
私は結婚してから16年の間に
子作りをした数回のみ
夫とセックスをしただけでした。
そして、2025年あれから5年経ち
結婚して21年になります。
さて、あれから、何が起きたのか。
そして私は、どう生き直そうとしたのか。
5年前私が変わるきっかけとなった事は綴りましたが、
その後、今の彼との出会ったきっかけなどは
記事にしていませんでした。
少しずつ言葉にできるよう、またお届けしますね。
もしも最近、私のブログを
知ってくださった方がいましたら、
ぜひ1番最初から読んでいただけたら
わかりやすいかなぁと思います。
お時間がありましたら、ぜひ読んでみてください。
