海に全く面していない、内陸部のテネシー州で生まれ育ったバリバリ•アメリカ人
(←でも家族のルーツはアイルランドらしい。←本人からの補足情報)私が日本で「わかめご飯最高!
」とヘルシーなハッピー給食
を食していた頃、彼は、ピザやらホットドッグ、やる気ないサラダやらが並ぶ学食 in Americaを経験していた。
『どうせいつもフライドチキン(テネシー州の真隣、ケンタッキー州)やらコーラで、「典型的アメリカ•ティーン:超不健康生活」してたんだろ。』と思わずにはいられない。
しかし時は経ち、
コーヒーに恋をして、それを職業にすることになった彼


今では、職業病なのか ー 味わうこと、飲み食いが大好き。
シーフードにだって、子供の頃に食べなかった分を挽回する勢いかってくらいの勢いで飛びついていく。
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そんな彼ですが
ピザ、揚げ物育ちのくせに
一番好きなサカナが何と
サバ。
お寿司屋さんでのネタも
サバが一番。
シアトルとラスベガスで美味しいお寿司を食べに行った時
お店の人に『お寿司で何が一番好きなの?』と聞かれたのだが
彼はいつも
『アイラブ、サバ!(←唯一すらりと出て来る日本語単語)
』と返事。「えっ
!サバが好きなの?へぇ~、日本人でさえ苦手な方多いのに、珍しいね。
」と驚いた大将に言われるのよ、大概。サバのみらず、クセの強いと言われる青魚が大好きな彼...サバ、アジ、カツオ、と言ったネタが出ると
『キャーーーー!スモーキーな味がたまらんね!他のサカナには出せない味!
』と歓喜して食べる。お寿司は世界料理!と言っても、まだまだ偽寿司が多く出回っているアメリカ。シーフードが苦手な人も多く、「生のサカナってー?!生臭ーい!無理無理ー!
」という欧米人も沢山いるのだけれどColey Coleは日本人みたいに何でも食べる。
.....というわけで、今日のまとめ:ピザ育ちでも、その後の人生によってサバ育ちに生まれ変わる事ができる。
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お寿司屋さんで「サバー!サバー!」と連呼する怪しげな栗毛髪&眼鏡男(アメリカ産)を見かけたら、
その時は、うちの子である可能性が高いかと。
