甘い愛を囁くことで有名らしい

花束を渡しながら
「美しいものが似合う君のために」とか
「こんばんは、僕のお姫様」とか
日本人からすれば、「そっ、そんなセリフどうやって思いつくー!?


映画とか、本でなら見た事聞いた事があるような甘ーいセリフを
実際に口にしてしまうところが、さすが!!!ユーロなめんなよって感じ

これを聞いて
いいなーいいなー!私もそんな「なにそれ!」みたいな激甘チョコレート系の言葉で褒められてみたーい、と思ってしまった

私も、褒められて「うふふ」とか言いながら、花束の影に隠れてみたーい

先日、イタリア人友達のFabio(ファビオ)とお茶をする機会があったので
ミラノ生まれ、ミラノ育ち、純イタリア産

「私さ、イタリア人と付き合うのって楽しそう!って時々思うの

ヨーロッパの人って、聞いてるこっちが恥ずかしくなるようなセリフを日常的に言ったりするんでしょ?あれって本当?
映画みたいでステキ!って思っちゃうんだよねー。女の子なら皆ドキドキしちゃうと思うよ

するとファビオは
『ああ、まぁそうかもね

アメリカ人の男の人


でも文化が違うから仕方ないけど

ふむふむ...やはりとことん褒め上手な男が育つのはそういう文化にいるからなのか。
もしや、ご飯の代わりにスパゲティとかパスタ食べ過ぎたらロマンチックになる、とかそういうもののせいもあるのか(←イタリア=パスタ。定番過ぎ)
するとファビオが続けざまに
「あとさぁ、前から思ってたんだけど
アメリカ人の男の人ってよく泣くよね!!!

なんか....感情的というか感傷的というか。
泣く人が本当に多い

僕にはよく意味が分からないんだけど、彼らは泣く!不思議ー

まぁっ、そうなの?!実は私の周りにも居るんだよね、泣く人達が

なんだー、今までずっと泣いてたのは私のせいかと思ってたけど、民族性だったんじゃーん

(←いいえ、あなたのせいです)
ここまでの話だと
褒め下手で泣き虫なアメリカ産


と、イタリアが優勢だった

しかし
最後の最後で
ファビオから衝撃の真実が明かされることに

『あっ!でもさぁ
言っとくけど、イタリア男は嘘つきが多いよ

彼女に「僕の愛しい人、君とずっと一緒に過ごしたいけど、今夜はMamma(←母)と夕飯の約束があるからもう行かなきゃ。でも僕は一晩中君のことを想ってるから、君もそうしてね。また明日電話するよ。チャオ

「宝石のように美しい僕の君


だから、どっちもどっちって感じじゃない?
ズズーーーーーッ

ファビオよ.....
『~でも僕は一晩中君のことを想ってるから、君もそうしてね。また明日電話するよ。チャオ!』なんて例文はやっぱり、イタリア人ならサラッと自然に出せるのか。それとも実際に言ったことがあるのか、私は気になるよ

究極の選択な
褒め下手で泣き虫なアメリカ産


さぁ、あなたならどっち

ちなみに......彼氏のColey Coleは
自分が褒められたくて、相手を褒めようとする、泣き虫なアメリカ産

↓どっちもどっち
