
そして先月、お隣には犬を2匹連れたカップルが引っ越して来た

前にブログでも書いたが、うちの南に付いているガラスドアの外には共有バルコニーがあって、植物のプランターがお隣さん宅との仕切りになっている。そして壁とプランターとの間には小動物なら通れるほどの隙間がある。
昨日、リビングでブログを書きながら、のほほんと午後のひとときを過ごし
ふぅ。お茶でもいれようか、と立ち上がった瞬間

なんと
ベッドルームのドアから、お隣さんの飼っている2匹の犬が入って来た

こういう種類の子達↓顔がちょっと「じぃちゃん」って感じの

突然のことで本当にビビったが、フレンドリーそうだったので
「ハーーーーイ

そこまでは良かった...
10秒後
彼らは、床で伸びていたうちの猫Juiceを見つけ
ものすごい勢いで吠え出した

ぎゃーーーーーーっ!フレンドリーじゃないーーーー!静まりたまへーーーーーーー(?)と大焦りの私

しかし。Juiceは平然と寝たままポカーンと犬達を見つめていた

実はJuiceはその昔、犬数匹と一緒に暮らしていたので犬を見ても全く動じない

そして犬の中にも猫とすぐ友達になれる子達がいるようで、実際、同じ階に住んでいるバービー美人とそのサエない彼氏が飼っている犬(トイプードル)とJuiceはバルコニーで鉢合わせしてもお互いの匂いを嗅ぐだけでワンともニャーとも言わなかった

動物の世界にも人間と同じように、愛想の良い世渡り上手な部類とそうではないのがいるらしい

運悪く、今回うちに入って来た子達は
世渡り上手ではなかった

私がオロオロする間もとにかく吠え続けるので、Juiceはトコトコ歩いて場所を移動したのだが
それでも吠える吠える!!!しかも2匹同時に

挙げ句、一匹がグルゥゥゥといって歯を剥き出しにする寸前までいってしまい
完全に闘争モードへ突入

さすがに攻撃されると危険を悟ったのか、Juiceも小さいながらフゥゥゥゥーーーーーーッと毛を逆立てる気満々

ひゃあ!本物の猫が怒ったところ初めて見たーーーー

ひぃーーーーーー!何とか犬を外に出さなくちゃーーー

しかし小型犬と言っても、全く知らない他人の犬2匹
何かして噛まれたら、たまったもんじゃない

次の日の新聞に「日本人、猫と犬の喧嘩の仲介に入り重傷」なんて見出しが出たらどうしよう!とパニックになりつつ(←いつも大げさ)
超ヘッピリな中腰になり、手をパチパチ叩きながら一匹は何とか外へ追いやりドアを閉めることに成功。
そして残りの一匹も、かなり頼りない+全く意味の無い空中キックをして追いかけ回すと、リビングのドアから出て行った

7分弱の出来事だったと思われるが、えらく長く感じた。
うぅ、それにしても噛まれなくて良かったよ.....血圧上昇と息切れで一瞬世界が霞んださ

その時。はっ、Juiceは大丈夫か!自らを守ろうと本能からケンカ体制に入った姿なんて初めて見たぞっ!!可哀想に、今頃リビングの隅でガクブルになっているのでは?!と思い
「ジューーーース!!!」と大急ぎで不自然なくらいドラマチックに振り返ってみると、うちのシマシマは
ぐっすり昼寝中。
あんた.....寝過ぎだから。
それにしてもまさか犬が入ってくるとは!!!また入ってきたらどうしよう

私もColey Coleも、犬達が遊びに来ること自体は別に良いのだが、入って来てJuiceとケンカになってどちらかが怪我でもしたらそれこそ大変なことに.....
近々、お隣さんと話すしかないなー。良い人達でありますように....

日本だったら、秋だし「栗拾いに行った時の栗が余ったのでどうぞー。」とか言いながら隣に無理矢理押し掛け、「ところで...」と栗を渡しながら犬の話をするという完璧なシナリオが書けるのだが
アメリカでそんな訳にはいかぬ。そもそも栗拾いなんて知らないだろうよ。
仕方無い

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