ビンラディンの死 | Pirokoのピロリ生活 in Seattle★

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主人公Piroko(私)、 Coley Cole(彼氏) Juice(猫) - 2人と一匹のありのまま生活 in Seattleを絶賛公開中。






皆さん既にご存知の通り



先日、あのウサマ•ビンラディンが殺害された。



もちろん、こっちのニュースはその話で持ち切り!



私のブログはインテリブログでは無いので、政治の話題など書いた事も無いのだけれど、(←知識が無いから書けないだけ!)



同時に、これを読んでくれている皆の衆へ(←?)



一大事件発生の際は、私の見て体験するアメリカ生活やアメリカ文化、アメリカ人の考え方などなどを生中継することも時には必要では無かろうか、と思ったの林檎



なので、今日は無い脳みそ絞りきって、ちょっと真面目な話も書いてみるびっくり



『ええっ!真面目な話なんて!そんな!』と思った方は、次回のブログで会いましょう!チャオチャオパー!(←突然イタリア語)









本日、The New York Times(ネットの)にはパソコン



『オバマ大統領 ー”世界はこれで平和になる”』 という文字が大きく出ていた溜め息



でもこれを読んで



『えぇー!!!そんなの嘘ー!!!』と思わずにはいられなかった私。



だってこれで戦争が終わるわけでもテロが無くなる訳でも無いじゃないよ。



ビンラディンが死んだって、反逆アルカイダ一味の最後の一人までが息絶えるまで何が起こるか分からない物騒な世の中。



キャプテンが死んでも、チームは死なない!(←「スポーツ魂」炸裂。スポーツなんて出来ないくせに。しかも今スポ根語ってる場合じゃない。)



こんな時に、彼が死んだからといって、いきなりさらっと平和を説かれても嘘っぽい。










自分がイラクやアフガニスタンに住んでいたと仮定して、



紛争ばかりでタリバンに毎日寿命縮まされるような生活を余儀なくされていたら、



それはそれで、他国軍に何とかしてくれ、と懇願するかも知れない。



でも、この戦争は初めから無計画で始まった感が強いと思う...



一体いつになったら終わるのか?そもそも目的がコロコロ変わっているじゃない!



「皆に平和が訪れるまで」の皆ってちゃんと現地の一般人も含まれてるの?人だけじゃなくて、家畜のヤギとか羊とか、その他の動物もちゃんと入れてあげてー!



いくら何でも今の時代にこんなの長引き過ぎって感じるのは気のせいー?!と疑問だらけ。(←私の知識が浅いからってのもあるけど!)



だって、この数年ずっと、終わりの見えないトンネル状態になっているじゃないかーえー










アメリカに長期住んでいる私きらきら!!



個人をとってみれば、素晴らしい人達も本当に沢山存在する『素敵な国:アメリカアメリカ』だが



国民性というのを考えてみると、彼らは本当にとても「攻撃的」な民族だな、と思ってしまう事が多い。



何事においても勝つ事が一番大事、みたいな。



内容より結果、みたいな。



マラソンに例えると



日本では、たとえ優勝しなくても、ゴールすればそれなりの努力を労われたり、自分の目標達成であれば大いに賞賛される。



でもアメリカは優勝してこそ意味がある!的な考え方が多い。



勝ってなんぼの世界。



スポーツ番組とか見てるとすぐに分かる。皆、牙むき出し!どれほど頑張っても、敗者の功績が労われる事なんてほとんど無い。



私はこういう、「闘争心丸出し」で「攻撃的な態度」が本当に嫌いなのさ↓↓



「京都府の福知山動物園では、ニホンザルの”みわ”がイノシシの”うり坊”の背中に乗って園内を散歩するんですー!でも、うり坊が育ち過ぎで、そろそろ散歩が中止に。二匹の仲睦まじい姿が惜しまれます。」なんて平和なニュースを流す日本とは大違い!(←例文長過ぎ。でも日本ってこういう和み系ニュースが極めて多い)



なんかイラク戦争もテロも、アメリカが他国を散々叩き潰して「勝った気満々」になるまで終わらないんじゃないかと思うと、悲しくて仕方が無い...




第二次世界大戦を勉強中、『戦争は終わったんだ!』と確信私が甘かったのか.....








ちなみに今日、彼氏のColey Coleと入ったお店で売っていた新聞の紙面には大きく



「ウサマ•ビンラディン死亡」の文字と



ホワイトハウス前で歓喜する群衆の写真が掲載されていた。



それを見たColey Coleが一言。






『愚か者の集まりだね、あんなの。



何を喜ぶことが出来るのか、僕には全く理解できないよ。』(←ひぃっ!今日の乙女は辛口!)



彼は、自分の国の軍が他国の罪無き人々を殺害してしまっている、という現実に対して心が痛いらしい。



ちなみに、私と仲良しのアメリカ友達は皆「反戦主義」。



「戦争なんて良い事何もないぜ!」という、



『あふれる笑顔、伊藤ハムハート②みたいなグループ。(←伊藤ハム、公式スローガン)



世の中、こういう人達がいるのが唯一の救いよね。











ちなみに



前に『トニーとお寿司』 で登場した、Coley Coleのお友達トニーも戦争反対派きらきら!!



彼はなぜか、キング牧師ことMartin Luther King Jr. (マーティン・ルーサー・キング・ジュニア:黒人公民権運動の指導者でノーベル平和賞受賞)の大ファンらしく








Pirokoのピロリ生活-king
”I have a dream!” ー私には夢がある!の演説で有名





一連のビンラディンニュースに関しての感想として、今日トニーはキング牧師の名言をFacebookに載せた









"I will mourn the loss of thousands of precious lives, but I will not rejoice in the death of one, not even an enemy.

「私は多くの失われた命に対して哀悼することはあっても、一人の死に対して歓喜することは無い。例えそれが敵の死であっても。




Returning hate for hate multiplies hate, adding deeper darkness to a night already devoid of stars.

憎悪に対し憎悪を返すことは、憎しみを繁殖させ、
既に星の消えてしまった夜の暗闇を深くするようなものだ。




Darkness cannot drive out darkness: only light can do that.

闇で闇を追い払うことはできない。光のみがそれを成し得る。



Hate cannot drive out hate, only love can do that."

憎しみで憎しみを追い払うことはできない。愛のみがそれを成し得る。」 - Martin Luther King Jr”







ふ、深い!半世紀前の偉人が残した「魔法の言葉」ビックリ




慈悲の無い政治家に送りつけてやろうじゃないか!





それにしても、「ビンラディン殺害」に対し、アメリカ国内でとんでもないテロや事件が起きないかと、内心ドキドキ+ビクビクの私.....悔し泣き



風呂敷に貴重品入れて寝ようかしら。(←いつの時代?)














P.S.



3月は



アメリカで確定申告の月だったのだけれど



元カレのお友達Paul (ポール:インテリ、高給取り、料理上手←いらない補足情報)が



Facebookにイタズラっぽくスポンジボブ





『僕が昨年この国へ払った税金で



一体いくつの爆弾が作られたのだろう....気になる。』 とか書いてて驚き!ムンクの叫び



ヘビー過ぎです、内容が。










↓戦争はダメ、絶対。
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